MENU

継続できるかどうか

早稲田大学をはじめとする第一志望大学に行けるかどうかは、

受験生生活一年間を通して継続的に勉強できるかだと僕は思う。

自分自身の浪人一年間を振り返ってみると、

自分も含め毎日継続的に勉強している人が最後に合格していると感じる。

以下では辛い一年間を継続的に勉強できるよう僕が気を付けていたことを紹介する。

  • 生活習慣を整える

毎日三食きっちり食べること、寝る時間と起きる時間をアバウトでも決めておき、目覚ましをかけるなど(ちなみに僕は夜12時に寝て朝5時半に起きてその日の予習や、英文を読んでいた)

  • 適度に息抜きはする

適度に息抜きは絶対必要だと思う。僕はテストの後は好きなお菓子をたくさん食べたり、夏には映画を見に行ったりした。ただし、あらかじめに息抜きをする時間は決めておくべき、でないとただのダレに変わってしまう。

  • 周りと切磋琢磨できる環境づくり

ワセヨビの大きな特徴として、生徒が少人数で皆が早稲田志望であるところだと思う。その点で、同じ目標を持った仲間と一緒に頑張れる環境があると言える。ただ仲間といってもお互い足の引っ張り合いになるケースがあるため、注意すべきである。僕は仲間とうまい距離感を保ちながら過ごせたと思う。友達付き合いも大切だが、今自分が予備校に通っている目的を思い出そう!

  • 短期的な目標を掲げ、大体の計画を立てよう

一年間を通して常に高いモチベーションで勉強するには短期的な目標をもつことが不可欠であると思うし、僕は、短期的な目標を持たないと絶対やってられなかった。僕の場合は、アチーブメントテスト(校内模試)で常に上位をキープすることだった。

イッキに覚える勉強法

1日に大量の情報を頭に詰めこむ、このような勉強法は正しいでしょうか?

多くの人が正しくないと答えるでしょう。

私もそう思います。

毎日コツコツと地道に勉強する方が記憶に残りやすく、効率の良い勉強方法であると言えるでしょう。

ですが時にはイッキに覚えてしまった方が楽な場合もあると思います。

例えば日本史でいうと、内閣総理大臣の順番です。私は歴代内閣総理大臣の名前と順番を、頭文字をすべて暗記するという方法で覚えました。その際、何日もかけて少しずつ覚えるには気が遠すぎたので1日ですべて覚えてしまおうと思いました。ここではその具体的な方法を紹介したいと思います。

① 限界まで短期記憶に入れる
まず自分が何も見ないで言えるギリギリまで暗記します。なんとなく区切りが良いところまででも構いません。

② とにかく復習する
先ほど覚えた部分をスラスラといえるようになるまで復習します。この時、インターバルをあけてもきちんと覚えていることを確認し、覚えていてもきちんと復習をしましょう。

③ ①の続きを覚える
また自分の限界まで覚えます。

④ これをすべて覚えるまで繰り返す。

ポイントはきちんとインターバルを置いて復習をおこなうことです。

今日覚えたことは絶対に忘れないという風にその日のうちに、そしてまたその次の日も何回も復習しましょう。

きちんと覚えられていれば復習は数分で終わります

総理大臣の順序と名前に限らず、戦国大名の位置と名前など関連性はあるけど覚えることが多い分野はこのようにやった方が私はうまくいきました。

効率がいいと言われている勉強法を行うのはもちろん良いことですが、自分に合った勉強法も探してみてはいかがでしょうか?

不合格体験記

「才能も偏差値も無いような、脳みそで、

膨大な情報を受け入れました。

後悔も絶望も無いように、泣きはらした。」

これは、とあるj-popにでてくる歌詞だが、

1浪目を終えた私を物語っていた。

・2/22早稲田大学 社会科学部 試験日

この日を境に受験生活を終え、ほとんどの人が

予備校に足を運ばなくなる。

私は、一般受験をしたすべての大学に不合格を突き付けられ、

後期試験のために予備校に通い続けていた。

閑散とした校舎に入ると、寂しさと悔しさで目頭が熱くなった。

閉館後、毎日苦楽を共にして支えあった友人達と、

毎日一緒に歩いて帰った道を

一人で歩いた。

ふと、涙腺が緩んだ。

今まで我慢していた涙が一気に込み上げてきた。

止まらなかった。

人気のない花壇に座って、孤独に、泣きはらした。

漢文も古文も英語も日本史も、0からのスタートを切って

自分なりに、本当に頑張ったはずだった。

でも、報われなかった。

この日私は、

この涙を糧に、これからを生きていくことを誓った。

もう、こんな思いはしたくない。

そう思った。

「涙の数だけ強くなる」とか

毎年どこかのTV番組で聴くj-popだが、

流行る理由がわかる気がした。

後期試験で受けた明治学院大学からは合格をもらえた。

人生で初めての合格だった。

でも、進学はしなかった。

苦楽を共にした、かけがえのない友達の背中を追いかけることにしたのだ。

「涙を流した、今日というこの日を忘れぬように。」

——————————

これが私の不合格体験記。

この記事を読んで、少しでも何かを感じて頂けたら幸いです。