「効率」の意味

成績上位の生徒と、中堅クラスで伸び悩んでいる生徒では「効率」という言葉の使い方が違うように思います。

最上位の生徒は「1900の英単語をどのように効率的に覚えていくか」とか、

「学校の休み時間や電車の中などの隙間時間を何とか効率的に使えないか」ということを 考えています。

つまり、一定時間内でどれだけたくさん消化できるかを常に考えているように思います。

対して中堅から下の生徒は「1900の英単語を効率化してなんとか300くらいにならないか」とか

過去問 を持参して「本番で出題されそうなことだけ教えてほしい」といったリクエストをしたりもします。

つまり、入試に対処するための知識量ややること自体を減らそうとしてしまう人が多い気がします。

誰でも無駄な苦労はしたくないものです。

最小の努力で最大の成果を出したいと考える気持ちは理解できます。

しかし、テストに出題されそうなことだけを選んで身につけていても、それ以降の学習には必ず支障が出てきます。

そのことが見えない壁となって成績がいつまでも伸びないケースが実にたくさんあるのです。

勉強においては、一見無駄にも思える知識が重要な 意味を持っていることがよくあります。

時間にはシビアに、知識にはどん欲に取り組んでいきましょう!

後悔しないために

私が浪人生の時に心掛けていたことは、

限界まで勉強をする。

ということでした。

 ・朝5時に起きて、自習室の開館までマックかスタバで勉強。

 ・夜は閉館まで自習室に残り、その後もカフェなどで勉強してから帰っていました。

 ・お風呂に入る時は、自分の苦手な英単語をルーズリーフに書き、それをジップロックに入れて暗記していました。

 ・ドライヤーしながらも英単語、

 ・電車の中、でも単語帳

 ・コンビニで温めを待っている間、単語帳

 ・信号を待っている間にも単語帳

それぐらい限界まで勉強しようと意識していました。家族の話によると、朝ご飯を食べながら寝ているときもあったらしいです(笑)

今浪人生の時のことを思い返すと、よくそんな生活できていたなと思います。

今その時の生活を送れと言われたら絶対に無理です。

寒くて朝ベッドから出られません。(笑)

でもそんな生活が送れていたのは、絶対に早稲田に合格したいという気持ちがあったからだと思います。

自分が望む大学に行くには、それ相応の覚悟や努力、忍耐が必要なのだと思います。

でもそれを乗り切れば素敵な大学生活が待っています!

後悔しないように自分の全力を尽くして頑張ってください!