私大入試のコロナ特例措置―――共通テストによる代替
1/16(土)、1/17(日)は大学入学共通テストです。
コロナ禍の中で、2月以降に本格的に始まる私立大学の個別試験実施については、各大学に対応が任されていますが…
既にご存じの方も多いとは思いますが、
万が一、私立大学の個別試験の時に、「コロナ感染」となって、試験が受けられなくなった場合、
共通テストの成績を、個別試験の成績の替わりとすることを、公式に発表している大学もあります。
★早稲田大学
https://www.waseda.jp/inst/admission/assets/uploads/2020/10/2021_covid_tokureisochi_2.pdf
★青山学院大学
https://www.aoyama.ac.jp/admission/undergraduate/examination/2021_exam_covid19.html
などです。
あくまで、コロナ感染(早稲田の場合は濃厚接触者で隔離された場合も)が前提ですが、
個別試験同様、の科目数で受験できますので、一応念頭に置いておきましょう!
「共通テストの成績は第一志望に関係ない」と早計な判断はせず、
共通テスト、全力で受けておきましょう!
直前期の話
いよいよ直前期に入ってきました。
年明けの時期が一番精神的にきつい時期だと思います。
僕は、一月の共通テスト(旧センター試験)は受けませんでしたが、
ちょうど出願校を決める時期だったので自分がどこの大学に行きたいのかなどをずっと悩んだりしました。
受験の不安やこの一年の後悔などが何度も頭をよぎり本当にきつい直前期でした。
そんな中でも最後に自分ができることをきついながらも淡々とやったからこそ、
今自分は早大生になれたのだなと思います。
自分はかなりメンタルが弱いと周りから言われていましたが、
最後は吹っ切れて入試もいつも問題を解くのと同じように受けることができたと思います。
直前期は我慢との戦いだと思うので、「自分」に負けず、頑張ってください。
基礎。
「基礎力が大事だ。」と、講師の誰しもが言う。
受験生もこのことは重々理解していたはずだろう。
ただ、この時期になると
忘れる。
過去問に追われて、ただひたすらに問題をこなしていく受験生が多い。
そして、いい点数が取れずに落ち込む。
自分はこんなもんじゃないと、解いた問題の復習もせずに
また新たな過去問を解き始める。
この悪循環からいち早く抜け出してほしい。
いまさらと思うことを、蔑ろにしないで。
本当は自分でもわかっているはずだ。
耳が痛いほど聞いただろう。
「基礎が大事」だと。
このまま何もしなかったら、何もできなくなってしまう。
これから喜べないことばかり増えてしまうかもしれない。
どんなに気に食わなくても、基礎にすがってほしい。
まだ間に合うよ。
恥にまみれても
「生きるということは、恥にまみれるということだ」
私の祖父が、ふと口にした言葉だ。
私は、毎年の年末年始に祖父母に会いに帰省していた。
しかし、2年間の浪人生活中、私は一度も祖父母に会いに帰省しなかった。
祖父母には会いたいに決まっている。
しかし、“浪人生”という後ろめたい姿を祖父母に見せたくなかった。
受験本番が近づいた2月、私は夢を見た。
祖父母が私を起こしにくる夢だ。
夢の中で、私を心配そうに起こしてくれた。
「大丈夫、行ってくるね。」と私は祖父母に告げ家を出た。
振り返ると笑顔で見送る二人がいた。
その瞬間、目が覚めた。
自分は今まで、本当に沢山の人に支えられて生きてきた。
しかし、損も得もなく、ただ私という人間を尊ぶ気持ちを持ち続け、
無償の愛を注いでくれる存在はごく少数だ。
最後の最後に、本当につらい時期を乗り越えられたのは、
今まで私を愛してくれた人への感謝の気持ちだった。
あの夢は、忘れかけていた”大切な想い”を蘇らせてくれた。
恥にまみれていた私を、奮い立たせてくれた。
嘘のような、本当の話だ。
あと少しで本番がやってくる。
そろそろ、落ち込む自分に飽きてほしい。
祖父母や両親に、「ありがとう」と、
感謝の言葉を伝えるのは小恥ずかしいだろうから
「合格したよ」
と、伝えられるようにすればいい。
君のカッコよくない所も、愛してくれるよ。