コロナウィルス感染拡大防止について
今日早稲田予備校では、レギュラー授業(現高1生・現高2生)の休講が決定しました。
2週間分の授業が当面なくなります。
正直なところ、来年度以降の受験生のみなさんの「新学年」にむけた「いよいよ受験」という盛り上がりを勘案すると、
やる気を削いでしまっていないかという不安はあります。
感染拡大防止ももちろんありますが、
「授業に出席するのが不安」「家から予備校に来るまでが不安」と感じる生徒や保護者のみなさんに、
それでも授業をやります、といってしまっていいものか…
という判断もございました。
まだ受験の終わっていない3年生や高卒生のみなさんや
自習室を使いたいという高2生や高1生のみなさんのためには、
マスク・手洗い・うがい奨励や校舎各所の消毒を行いながら開館しています。
気持ちを切らさずに3月を乗り切りましょう!
何を見て走るか?
足の速いウサギと足が遅いカメがかけっこで競争する寓話『ウサギとカメ』。
この話に出てくるウサギは何を見ながら走っていたのでしょうか? そして、見事ウサギに勝利したカメの目には何が見えていたと思いますか?
みなさん、考えてみてください。
では、答えをお伝えします。
ウサギは走りながらカメを見ていました。
後ろからノロノロとついて来るカメの姿を見て勝利を確信し、油断して居眠りまでしてしまいました。
一方、カメのほうはそのとき何を見ていたのでしょうか? カメはずっと「ゴール」を見ていました。一緒に走っているライバルに惑わされることなく、自分のゴールだけを見ていました。
自分の目標をしっかりと見据えている相手には決してかなわないという教訓です。
覚えておいてください。
合格体験記
2017年
<センター試験結果>
■英語 (筆記)…158/200
■英語(リスニング)…18/50
■国語…132/200
■日本史…94/100
【センター利用】
◎明治学院 社会学部 社会福祉学科 合格
×法政 キャリアデザイン学部 不合格
【一般受験】
×法政 キャリアデザイン学部 不合格
◎法政 経営学部 経営学科 合格
×明治 情報コミュニケ―ション学部 不合格
◎青山学院 経営学部 マーケティング経営学科 合格
×早稲田 文化構想学部 不合格
×早稲田 文学部 不合格
◎早稲田 人間科学部 合格
×早稲田 教育学部 不合格
×早稲田 商学部 不合格
×早稲田 社会科学部 不合格
これが私の受験結果だった。
「早稲田大学に合格した!」と言われれば聞こえはいいが、結果は12戦4勝。
実際は、本当に死に物狂いで、不安で、毎日何かに押しつぶされそうな思いをしていた。
全てが順調に進むサクセスストーリーを描ける人なんてほんの一握り。
2月に入ってから精神をすり減らされて、1日1日が長く感じた。
「早く終われ」という思いと「本番まで、まだ勉強させてくれ」という思い混同した複雑な感情さえ芽生えていた。
これから進学先が決まるまで、本当に長く感じる。
けど、長くてつらい時間が一番人を成長させる。その暗くて長いトンネルを抜けた先はきっと明るい。
最後の最後まで、できることは何でもやろう。もう、こんなに頑張ることは無いんだから。
長い受験生活を終えた生徒にこの言葉を送りたい。
お疲れ様。
受験の結果に満足した人も、そうでない人もいると思う。
自分の人生を彩るための準備期間は、長くて辛くて、困難や壁の沢山ある、暗いトンネルのようなものだっただろう。
でも、自分と向き合い、立ち向かった姿は本当にカッコいい。長い期間努力をして、恐怖と戦い続けた。
その経験をした生徒達に、
お疲れ様。
と言いたい。
もう君たちは、どんなことがあっても大丈夫。
成功していなかったとしても、努力した経験、失敗した経験は全て無駄じゃない。
その期間、君は成長しているんだから。
過去の自分と比べて、劣っていることは何一つない。
過去を悔いず、過去を生かせ
私の浪人時代に、恩師が送ってくれた言葉だ。
自分の人生を顧みると、どうしても後悔したことばかり思い出してしまう。
でも、その悔しい思いをバネに、今も、これから先も、頑張ることができる。
そんな言葉だと私は感じた。
受験の結果は、ゴールじゃない。
また新しいスタートラインに立ったんだよ。
君たちなら、将来の自分を楽しく思い描ける。
そして、期待以上のものに沢山出会うよ。
でも覚悟して欲しい。
この受験生活を無駄にしないで。自分の人生を輝けるものにして欲しい。
大丈夫、君たちならどこまでもいける。