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出願校選択時の注意②

そろそろ出願開始した大学もありますね。

気を付けてほしいことその②。

一回の試験で、実力の100%を発揮できるとはかぎらない、ということ。

どんなに勉強した人でも、試験を何回か受けると、成績にばらつきが出るのは避けられませんよね。

毎回ほぼ100点を取れる人でなければ、どうしてもできる時とできない時と差が出てしまうもの。

 ○自分の得意な分野かどうか

 ○課題文がきちんと読めたか読めなかったか

 ○同じ問題や同傾向の問題を解いたことがあるかないか

などで得点率に変化が生じるのは当然のことです。

きちんと勉強してきた人ほど、

「ここまでやったのだから、失敗することはないはず」

と自分の力を過信したくなり、

と100%の実力を発揮できるという前提で考えがちです。

試験を複数回受けることで、

 一度、実力を発揮できないことがあっても、

 別の機会に、実力を通りに得点できることや、

 実力以上の結果を得られることもあります。

どうしても入学したい大学については、

○2回以上受ける。

○全学部入試などの複線入試を利用する。

○学部を複数受験する。

など、「ダメでも次がある」状況を作っておくことも大切です。

出願校選択時の注意①

正月明けにはいよいよ出願!

とはいえ、まだいろいろ迷っている人もいるでしょう。

いくつか気を付けるべきことを書いてみたいと思います。

今日はその①

私大受験者は「共通テスト利用方式」に期待しすぎないこと。

これは、多分いろいろな所でいろいろな人に言われることだとは思います。

ただ、受験生は言っている人と、受け止める受験生の感じ方の差がとても大きいと思います。

模擬試験の成績と受験の合否を「追跡調査」した統計を見比べてみると、

 私大を「共通テスト利用」で合格した人の平均的な偏差値と

 私大の「個別試験方式」で合格した人の平均的な偏差値では、

ざっくり言って±5くらいの差があることに気づきます。

共通テスト利用で受かっておくには偏差値にして+5高い学力が必要だとするなら…たとえば…大まかに言って

 早慶⇔MARCH

 MARCH⇔日東駒専修

くらいの学力の差が必要だということです。

私大(が第一志望の)受験者の場合、

やはり当たり前ですが、個別試験を厚めに受験しておくべき。

共通テスト利用はあくまで、早めの合格がもらえれば安心だから、くらいの心構えでいてほしいと思います。

したがって「共通テスト利用で滑り止めに絶対受かる」というスタンスは、

かなり学力に自信がある人以外は危険ですので要注意!

共通テストは落ちても当然、

個別試験で(第一志望も滑り止めも)勝負する、

というつもりでいくのが一般的。

と思っておきましょう!

同一大学同一試験日の併願にはご注意!

近年、私立大学の一般選抜では、様々な方式が採用されています。

その結果、併願自体はしやすくなりました。

併願をたくさんすることは、合格のチャンスを高めることができるので良いのですが。

同じ試験内容を使って併願する場合は、注意が必要です。

一番わかるやすいのが「共通テスト利用方式」。

一回受験するだけで、複数の大学に出願できるのは、大変便利なのですが…

言い換えれば、その一回の試験(共通テスト)で失敗してしまうと、

出願したほぼどの大学や学部でも不合格となりかねません。

これと同じ様に、

たとえば明治大学の「全学部入試」などは、

一回の受験で複数学部に出願できて便利ですが、

学部間の配点や合格最低点に、差がないことが多いため、

併願した学部にすべて合格するか、すべて不合格になるか、

といった結果になりかねません。

英語の外部検定利用方式と、普通の3科目入試(いわゆる一般入試)も併願できる大学が多いと思いますが、

英語以外の科目は、同一の試験結果で合否を出すところが多く(たとえば日本女子)、

英語で予想外に失敗したりうまくいったり、という場合の保険的な意味あいで受験する以外、

併願をふやしても大幅なリスクの軽減につながらないことは注意しておきましょう!

出願時の調査書

そろそろ出願の準備をすすめる時期になってきました。

この時期調査書についての質問が時々あります。

代表的なものをふたつ。

  1. 複数学部を受験したり複数回受験したりするのに何通必要ですか?

   入試要項を見ると分かりますが、基本、1大学につき調査書1通です。

   ただし、2回に分けて出願する場合は2通必要になることが多いようです。

   つまり、複数学部や複数回の受験であっても

   たいてい1通の封筒でまとめて出願しますので、

   調査書を1通同封しておけば問題ないということ。

   追加で出願する場合は、別の封筒で出しますので、

   その場合は、追加出願の封筒に調査書をもう1通入れる必要がある

   ということです。

 2.調査書の成績は合否に関係ありますか?

   実際のところ、一般選抜では入試配点上の記載あるような特別な場合でなければ、

   ほぼ関係ないようです。

   一時期、渋谷にある私立のA大学の入試要項に

  「入試の得点が並んだ時には調査書の内容を参考にする場合がある」

   という内容の記載がされていたことがありました。

   A大学の入試課に電話で問い合わせてみたところ、

   その当時数年さかのぼってみても、

  「実際に調査書の成績で合否を決定したことはなかった」

   とご回答いただきました。

   調査書の成績は必要以上に心配しる必要はなさそうです。

早稲田政治経済学部の英作文

2021年度一般入試(学部独自試験)から問題形式が変更されました。

2022年度入試は変更後2年目の入試ということになります。

数学を含む共通テスト4教科と、総合問題の独自試験の合計で合否が決まりますが、

総合問題は、実際は「英語」「日本語」のセクションにばらばらに分かれていましたね。

また、英語のセクションでは従来通り自由英作文が出題されました。

あるテーマについて、賛成か反対かを複数の理由と併せて英語で述べるものです。

テーマ自体も結構難しいので、複数の理由を考えるのも大変です。

近年は以下のような問題が出ていますが、

みなさんは(日本でもいいので)賛否の理由を挙げられますか?

○平和的な抗議活動は、たとえ、抗議する人の声が無視されていると感じられる場合でも、暴力に訴えるべきではない。(2021年)

○スマーフォンは、ティーンエイジャーにとって益より害がある。(2020年)

○どんな大学生でも少なくとも一学期間の間、留学することが必要だ。(2019年)

○政府や大企業の要職につく女性について、最低限度の割合を定める法律が決められるべきだ。(2018年)

○同性婚は日本で法律で認められるべきだ。(2017年)

国際教養学部でも同様の問題が出題されます!

新設学科(青山学院大学-ヒューマンライツ学科)

青山学院大学の法学部に2022年から「ヒューマンライツ学科」が新設されます。

”社会問題の中でも特に人権問題について、

鋭敏な人権意識、

問題を冷静に考え分析できる思考力と分析力、

問題の解決・改善に向けて説得的に論じる表現力を身に付け”る。

と大学から発表されています。

人権問題やジェンダー論に興味を抱き、法権利のスペシャリストを目指すにはうってつけの学部です。

法学部の一般選抜入試は…

 ☆共通テスト利用型…(共通テストで英・国・選択)

 ☆一般選抜(全学部) …(個別試験で英・国・選択)

 ☆一般選抜(個別学部A方式)…(共通テストで英・国・選抜)+(個別試験で総合問題A)

 ☆一般選抜(個別学部B方式) …(共通テストで英・国・選抜)+(個別試験で総合問題B)

の4つの方式があります。

法学部の場合、「総合問題」の内容は…

総合問題Aの出題範囲は、

「現代文」「17世紀以降の日本史」「17世紀以降の世界史」「政治経済」

となっていますが、

2021年度の入試問題を見ると…

【現代文】【政治経済】

寄りの問題が多いように思います!

総合問題Bの出題範囲は、

「英語」「17世紀以降の日本史」「17世紀以降の世界史」「政治経済」

となっていますが、

2021年度の入試問題を見ると…

【英語】

図やグラフを読み取ったり意見を書かせたりといった【小論文】っぽい問題が多いように思います!

このように、「一般選抜(個別学部Aや個別学部B)」は、

学部の特徴からか、「政治経済」を勉強している人と相性が良さそうです。

政経受験者は積極的に受けてみるのもありですよ!!!