人生における分岐点は沢山あると思う。例えば、幼少期に野球をするかサッカーをするかなど、その後の人生を大きく変える分岐点だ。
大学受験は人生を変える本当に大きな分岐点であるといえる。
私が高校を卒業した後の選択肢は、就職か専門学校進学か浪人生活であった。
ここでもし私が就職か専門学校進学を選択していたら、なんの才能もない、なんの学もない、堕落した人間にとどまっていただろう。
浪人生活で一番今を生きる糧となっているのは、努力を惜しまず成長していた期間である。
もうこれからの人生で、あんなにも不安に押しつぶされそうになりながら一心不乱に努力する期間はないだろう。
浪人生活を乗り越えたからこそ、私は今を生きていける気がするのだ。
合格、不合格は関係ない。自分に嘘をつかずに努力したという”結果”が大事なのだ。
今からでも遅くはない。
後悔する期間が無いように頑張ってほしい。
一心不乱に頑張っていると、ついつい結果ばかりに目がいってしまって一瞬、一瞬を大切にする気持ちを忘れてしまう。
第一志望の大学に合格することこそ幸せと考えているかもしれないが、それは半分あっていて半分間違っている。
今、置かれている状況をどれだけ幸せと思えるかが、成功の鍵。
まず、受験ができるという状態にいるだけで、とてつもない幸せものだ。
受験をするには莫大なお金がかかる。塾や予備校の入学費や参考書などの購入費など、そのお金を自分で賄っている人はほとんどいないだろう。さらには、大学を1校受験するだけでも3万は軽く超えてしまう。
親の助けがあってこそ、君たちはより良い環境に置かれている。
まずはこのことを改めて実感してから勉強してほしい。
経済的な理由で大学に行くことすら困難な人は沢山いる。
そんな中、あなたは受験することを許されているのだから、まずはその状況に感謝して、幸せを感じてほしい。
その幸せを実感したら、
あとは恩返しをするだけ。
君たちが努力する姿を見るだけで、親は満足するかもしれないが、合格が一番の恩返しになるよ。
英語成績提供システム(=共通テストとセットになった英語外部検定試験)の延期が公表され、
その後の各大学の対応が注目されます。
現在「対応中」の大学が多い中、
【英語外部検定試験】と【共通テスト】をメイン入試(一般入試)に新規導入する予定だった早稲田大学国際教養学部が、
予定通り実施することを、11/8公表しました。
共通テストで前提となっていた英語成績提供システム(共通ID)は、なくなりましたので、
各自(一部の 試験は試験団体に大学へスコアの直送を依頼)スコアを提出することになります。
英語外部検定試験のスコアなど「英語4技能型」など(募集人数の割と少ない)複線入試ではなく、
「メイン入試」で【英語外部検定試験】と【共通テスト】が必須となることが、従来通りの路線で決まったことになります。
(より正確に言えば、英語外部検定試験のスコアがなくても出願できますが、最大20点となる加点が0点になります。ただし英検2級でも7点もらえますので、スコアは提出すべき。)
つまり、早稲田大学国際教養学部では、
○英語力…学部独自試験(80点)+英語外部検定試験(20点)
○国語力…共通テスト(50点-記述問題含む)
○選択科目…共通テスト(50点)
となるわけです。
共通テスト自体での英語外部検定はなくなっても、英語外部検定試験の活用は各大学で今後拡大していきそうですので、
4技能を向上させていくことは、高校生にとって大切なことは変わりませんので、注意してください!