足の速いウサギと足が遅いカメがかけっこで競争する寓話『ウサギとカメ』。
この話に出てくるウサギは何を見ながら走っていたのでしょうか? そして、見事ウサギに勝利したカメの目には何が見えていたと思いますか?
みなさん、考えてみてください。
では、答えをお伝えします。
ウサギは走りながらカメを見ていました。
後ろからノロノロとついて来るカメの姿を見て勝利を確信し、油断して居眠りまでしてしまいました。
一方、カメのほうはそのとき何を見ていたのでしょうか? カメはずっと「ゴール」を見ていました。一緒に走っているライバルに惑わされることなく、自分のゴールだけを見ていました。
自分の目標をしっかりと見据えている相手には決してかなわないという教訓です。
覚えておいてください。
2017年
<センター試験結果>
■英語 (筆記)…158/200
■英語(リスニング)…18/50
■国語…132/200
■日本史…94/100
【センター利用】
◎明治学院 社会学部 社会福祉学科 合格
×法政 キャリアデザイン学部 不合格
【一般受験】
×法政 キャリアデザイン学部 不合格
◎法政 経営学部 経営学科 合格
×明治 情報コミュニケ―ション学部 不合格
◎青山学院 経営学部 マーケティング経営学科 合格
×早稲田 文化構想学部 不合格
×早稲田 文学部 不合格
◎早稲田 人間科学部 合格
×早稲田 教育学部 不合格
×早稲田 商学部 不合格
×早稲田 社会科学部 不合格
これが私の受験結果だった。
「早稲田大学に合格した!」と言われれば聞こえはいいが、結果は12戦4勝。
実際は、本当に死に物狂いで、不安で、毎日何かに押しつぶされそうな思いをしていた。
全てが順調に進むサクセスストーリーを描ける人なんてほんの一握り。
2月に入ってから精神をすり減らされて、1日1日が長く感じた。
「早く終われ」という思いと「本番まで、まだ勉強させてくれ」という思い混同した複雑な感情さえ芽生えていた。
これから進学先が決まるまで、本当に長く感じる。
けど、長くてつらい時間が一番人を成長させる。その暗くて長いトンネルを抜けた先はきっと明るい。
最後の最後まで、できることは何でもやろう。もう、こんなに頑張ることは無いんだから。
お疲れ様。
受験の結果に満足した人も、そうでない人もいると思う。
自分の人生を彩るための準備期間は、長くて辛くて、困難や壁の沢山ある、暗いトンネルのようなものだっただろう。
でも、自分と向き合い、立ち向かった姿は本当にカッコいい。長い期間努力をして、恐怖と戦い続けた。
その経験をした生徒達に、
お疲れ様。
と言いたい。
もう君たちは、どんなことがあっても大丈夫。
成功していなかったとしても、努力した経験、失敗した経験は全て無駄じゃない。
その期間、君は成長しているんだから。
過去の自分と比べて、劣っていることは何一つない。
過去を悔いず、過去を生かせ
私の浪人時代に、恩師が送ってくれた言葉だ。
自分の人生を顧みると、どうしても後悔したことばかり思い出してしまう。
でも、その悔しい思いをバネに、今も、これから先も、頑張ることができる。
そんな言葉だと私は感じた。
受験の結果は、ゴールじゃない。
また新しいスタートラインに立ったんだよ。
君たちなら、将来の自分を楽しく思い描ける。
そして、期待以上のものに沢山出会うよ。
でも覚悟して欲しい。
この受験生活を無駄にしないで。自分の人生を輝けるものにして欲しい。
大丈夫、君たちならどこまでもいける。
過去問もなければ対応する参考書も少ない中、どうやって対策すればよいのか正直悩みますよね??
来年高3生になるみなさんはとても不安だと思います。
じゃあどうすれば??
まずはみなさん、新しい情報に対して常にアンテナをはるようにしましょう。 これから新しい情報は順次公開されていくとは思いますが、 その情報を正しくキャッチすることが大切です。
例えば、新テストの英語において、筆記とリスニングの配点が同じになりますが、 実際には大学によってその点数配分が異なることがわかっています。
また、調査書や面接の点数がどの程度反映されるかも各大学によって異なっています。
自分が受ける大学の情報をなるべく早く知ることが対策の一歩につながります。
そして、学業面においては、基礎基本の習得が大切です。
今できることとしては、これまでに学習した範囲に関して、まずは教科書レベルを理解しているかどうかの確認です。 受験の基本は基礎固め。受験生としてやるべきことを着実にこなしていきましょう。