何を見て走るか?
足の速いウサギと足が遅いカメがかけっこで競争する寓話『ウサギとカメ』。
この話に出てくるウサギは何を見ながら走っていたのでしょうか? そして、見事ウサギに勝利したカメの目には何が見えていたと思いますか?
みなさん、考えてみてください。
では、答えをお伝えします。
ウサギは走りながらカメを見ていました。
後ろからノロノロとついて来るカメの姿を見て勝利を確信し、油断して居眠りまでしてしまいました。
一方、カメのほうはそのとき何を見ていたのでしょうか? カメはずっと「ゴール」を見ていました。一緒に走っているライバルに惑わされることなく、自分のゴールだけを見ていました。
自分の目標をしっかりと見据えている相手には決してかなわないという教訓です。
覚えておいてください。