ナボーナ広場のヤコポ

昨年の3月。
ロックダウン中のイタリア。
夕暮れ時になると毎日、人気のないローマ、ナボーナ広場のテラスでギターを演奏する18歳の青年ヤコポの動画を見つけました。
彼はコロナが蔓延する自国を元気付けるためにイタリア人としての誇りを持ち、イタリアの曲を演奏し続けました。

そしてこの1年でヤコポはイタリアのあらゆるメディアだけでなく、海外のニュースでも取り上げられるようになりました。
しかし、演奏を始めて1年経った今でもナボーナ広場での演奏を続けています。

彼のギターの技術は本当に素晴らしいのですが、
自分が有名になるためではなく、自国を強く思う気持ちが込められた演奏がイタリア国民のみならず、多くの国の人々を魅了したのだと思います。
そして私もそのひとりとなりました。

長引くコロナウイルス対策の生活にうんざりする気持ちもありますが、今一度、気持ちを引き締めたいと思います。

ワセヨビでも本日 4/8(木) より新年度授業が開講しました。
コロナウイルス対策が大変な中にあってもしっかり学習に取り組み、一緒にがんばっていきましょう。

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