アルフレードからトトへ

毎年のことですが、3月はなんとも複雑な気持ちになります。
卒業生が受験を終えて旅立つ姿にたくましさを感じながらも、
毎日のように会っていた生徒たちに会えなくなってしまう淋しさもあります。

そして、この時期になると思い出す言葉があります。
もう30年以上も前の映画『ニューシネマパラダイス』の映写技師アルフレードが
主人公トトにかけた言葉です。

「若いのだから外に出て道を探せ、村にいてはいけない、そして帰ってきてはいけない」
「人生はお前が観た映画とは違う、もっと困難なものだ」

ワセヨビを卒業していくみなさんは、
これから自分のやりたかったこと、目指すものを学ぶことができます。
しかしその実現の過程では、楽しいことばかりでなく大変なこともたくさんあります。

もちろん、卒業しても帰省した時などはワセヨビに顔を見せに来てほしいと思うし、
LINEを送ってくれたらとっても嬉しいです。

でも、今しかできないことにどんどん挑戦して、
ワセヨビを忘れるくらい充実した学生生活をおくってもらいたいとも思います。
そしていつか目指したものが実現できた時に、ワセヨビで学んでよかったと
思ってもらえたらと思います。

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