赤本の解き方

 私の浪人時代の赤本の使い方について紹介したいと思います。

 まず、現役時代の反省から、時間を厳しく計って解くこと、正答率をだすことの2点を徹底して守りました。

 英語と国語は、大問ごとに何分かかったかをメモし、それを繰り返すことで自分の時間配分を見つけられるようになりました。

 過去問の数には限りがあるので、過去問を解く時は最初から、大問ごとの所要時間をメモしておくことは絶対必要です。

 また、ある程度の正答率を出し、合格最低点と照らし合わせていました。現役時は丸付けで満足し、正答率を出していませんでしたが、恐らく解いたほとんどが合格最低点を満たしていませんでした。過去問でそうなら本番でも落ちて当然でした。

 過去問ができないと落ち込みますが、自分の今の実力と厳しく向き合うことが大切だと思います。

 英語の文法問題は、その大問だけを10年分以上コピーし、スキマ時間に解くなどしました。日本史は、解くのに時間がかからなかった為、息抜きとして解いていました。間違えた問題はテキストにチェックを入れ、その周辺の範囲を重点的に復習するようにしました。

 第1,2志望は10年分、第3~5志望は5年分、以下2,3年分ほど解きました。過去問を解くことで自信にもつながるので、スケジュールを考えて解いてみてください!

「やることベース」で予定をたてる

レギュラー授業が終わり、勉強のペースが保ちづらいこの時期になりました。受験生の皆さんは、夏の勉強計画に多少なりとも迷っていると思います。そこで私がやっていた夏の勉強計画の立て方を紹介しますので、参考にしてみてくださいね!

具体的な方法ですが、科目ごとに無地のカレンダーを用意して夏期講習の予定を書き込んだ後、やるべきことを具体的に書き込んでいきます。1学期の復習、夏期講習の予習、ルーティーン(単語テストなど)を細かく書き込みます。出来たら線で消していき、全部できたら今日はおしまいというようにやっていました。

合格体験記によく「夏は一日15時間勉強した!」などという文句がありますよね。この表現は誤解を生む表現です。大切なのは、15時間やることではなく、本当にやるべきことを着実にこなしていくことなのです。「やるべきことをこなして気付いたら15時間たっていた」というのが理想ですね!

是非皆さんも、時間ベースで予定を立てるのではなく、やることベースで予定を立ててみてください!ただし予定を立てるのに時間をかけすぎるのは本末転倒なので注意ですよ!!がんばれ受験生!!