イッキに覚える勉強法
1日に大量の情報を頭に詰めこむ、このような勉強法は正しいでしょうか?
多くの人が正しくないと答えるでしょう。
私もそう思います。
毎日コツコツと地道に勉強する方が記憶に残りやすく、効率の良い勉強方法であると言えるでしょう。
ですが時にはイッキに覚えてしまった方が楽な場合もあると思います。
例えば日本史でいうと、内閣総理大臣の順番です。私は歴代内閣総理大臣の名前と順番を、頭文字をすべて暗記するという方法で覚えました。その際、何日もかけて少しずつ覚えるには気が遠すぎたので1日ですべて覚えてしまおうと思いました。ここではその具体的な方法を紹介したいと思います。
① 限界まで短期記憶に入れる
まず自分が何も見ないで言えるギリギリまで暗記します。なんとなく区切りが良いところまででも構いません。
② とにかく復習する
先ほど覚えた部分をスラスラといえるようになるまで復習します。この時、インターバルをあけてもきちんと覚えていることを確認し、覚えていてもきちんと復習をしましょう。
③ ①の続きを覚える
また自分の限界まで覚えます。
④ これをすべて覚えるまで繰り返す。
ポイントはきちんとインターバルを置いて復習をおこなうことです。
今日覚えたことは絶対に忘れないという風にその日のうちに、そしてまたその次の日も何回も復習しましょう。
きちんと覚えられていれば復習は数分で終わります。
総理大臣の順序と名前に限らず、戦国大名の位置と名前など関連性はあるけど覚えることが多い分野はこのようにやった方が私はうまくいきました。
効率がいいと言われている勉強法を行うのはもちろん良いことですが、自分に合った勉強法も探してみてはいかがでしょうか?
早稲田の日本史
一見難しそうな早稲田の日本史ですが、努力に比例して確実に点数が取れます。
ただし、覚える量が多いのがやっかいなので、効率的に学習できるかがポイントです。
まず、暗記用に用いる材料は、ひとつにまとめてしまうこと。単一のテキストやノートで覚えることで、「ページのこのへんに書いてあった」「この用語の隣に書いてあった」などと、イメージとして残りやすくなります。
覚え方としては、重要語(太字・赤文字・マーカーを付ける単語・先生が授業中に話した単語)だけをまずは覚えていくこと。細かい知識は段階を踏んであとから覚えていくことです。
日本史はこの反復に尽きます。継続してやり続けることが結果として早大入試に現れるのです。他教科とのバランスを考えながら勉強しましょう!
暗記の効率をよくするには
受験において、暗記は受験勉強の大半を占めることになると思います。
そのためには、計画的な繰り返しが絶対必要です。繰り返しが大事だということは皆さんもわかっていると思いますが、計画的に実行できている人は少ないと思います。
思い立った時に繰り返すのではダメです。
私の場合は「翌日」「3日後」「1週間後」の3回繰り返し、1つの暗記事項に対して最低でも4回は暗記する時間を設けるようにしていました。
少しずつ間隔を延ばして繰り返し暗記をすることで効率的に覚えることができます。また、英単語や古文単語の小テストを受けるときは、初めて暗記した日以降に受けるようにしていました。
なかなか覚えられないという人はぜひ計画的に繰り返すことを意識してみてください。