どうだい現状の君は？

そうか、どうしようもないな。

こんな言葉、

誰かにかけられたわけではないが、

浪人時代の私は、生きることに劣等感を抱き

世間から背中を指さされ

「どうしようもないな。」

と、笑われている気がしていた。

だから、

「笑われた分だけ、見返してやる。」

そう思った。

劣等感や反感は、良くも悪くも原動力になる。

あまり おススメはできないが、

勉強に行き詰まってモヤモヤすることがあったら、

自分の持つ劣等感や、誰かに対する反感を思い出して、

認めてみるのも良いのかもしれない。

「なぜその志望校に行きたいの？」

「なぜ今勉強しているの？」

「なぜ頑張るの？」

多分ほとんどの人がこのような問いを真剣に考えたことは無いだろう。

生き方に正解はない。

　成功を目指して頑張ってもいいし、

　小さな幸せをたくさん集めてもいいし、

　趣味に没頭してもいいし、

　恋愛に溺れてもいいし、

何をしてもいい。

生き方は自分で選ぶものであって、

自分が幸せだと感じることができればそれでいい。

誰も努力なんて強制していないし、

やらないといけないことなんて存在しない。

人は思っているより自由だよ。

勉強なんてしなくても生きていける。

でも、「勉強しよう、努力しよう。」と少しでも考えたのなら、

そこには君なりの、「曲げられない想い」があるはずだ。

その“想い”を

言語化して、胸に刻むこと

ができれば、

いつだって「やる気に満ち溢れた自分」と出会える。

人間は慣れる生き物だから、その時感じた強い想い忘れないように。

受験勉強は、人の人生を大きく変えるものだと思う。

無知で堕落していた私は、今の自分が持っていない「何か」を手に入れたくて19歳の時に、勉強にすがりついた。

怠け者じゃなくて、

自分で決めたことを実行できて、

いつもやる気があって、

充実した毎日を送っている。

そんな自分になりたかった。

頑張れない、続けられない自分だけど、それでももう一度、自分を頑張ってみたいと思った。

自分の可能性だけは、諦めたくなかった。 　

受験生は、「変われるかもしれない自分」にワクワクしてほしい。

結局人は、楽しいことしか続けることができないから。

だから、頑張ることが「楽しい」と感じてほしい。

頑張ることが楽しいと感じることができれば、誰だって、目標に向かって努力することができる。

自分を一度諦めたら、希望や夢をもつことさえもためらってしまう。

もし自分が変われるとしたら、自分にワクワクして、行動して、経験した時、

その時だけだよ。