校内模試への心構え
皆さんは、校内模試(早稲田予備校の場合はアチーブメントテスト)に対してどのような心構えで臨んでいますか?
僕は秋前までとにかくアチーブメントテストで自分なりに良い点数を取ることを毎月の目標にしていました。
アチーブメントテストは校内模試ですから、
早稲田大学などの実際の入試問題よりは簡単です。
でも、盤石な基礎ができていないとまず高得点は取れません。
実際の入試問題は難問ばかりのように感じますが、
・基礎知識の組み合わせ
・基礎知識からの推論
・基礎知識の応用
で解けるものが多いものです。
これらでかなりいい点数が取れます。
基礎が当たり前にできる人は実は少ないものです。
点数が伸び悩んでいる人はとにかく授業の復習を徹底し、
是非、校内模試で上位を狙ってみてください。
音読
生徒達には口酸っぱく音読を勧めているつもりですがいまいちよく伝わっていないような気がします。
たしかに、音読をしてもすぐには効果を実感できないし、長い文を読むのは億劫に感じると思います。
ですが、音読の効果が出るのは数か月後だと言われています。
日々の積み重ねを怠らないことでいつの間にかスラスラ読めるようになるはずです。
ぼくは予備校の構文読解のテキストや正答率が良くなかった早大総合英語・慶應対策英語のテキスト、
さらにはリンガメタリカという参考書を音読していました。
英文を早く正確に読むためには音読が不可欠だと思います。
誰よりも音読をしてください。
僕は誰よりも音読したおかげで早稲田に5つ合格できました。
今から受験の緊張に慣れておく
合否の最後の分かれ目って何だと思いますか?
僕はメンタルだと思います。
本番にどんな精神状態で挑むかは合否に大きく影響します。
僕は本番で緊張してしまうタイプだったので、
そうならないように浪人中は普段から自分に負荷をかけていました。
例えば、授業中に先生に指してもらったり、
アチーブメントテストなどのテストの時は前の方に座ったり、
と常に自分が緊張していられるような状態を意識的に作っていました。
また、僕は普段から合格した瞬間をイメージするようにしていました。
このおかげで第一志望の商学部以外はあまり緊張することなく受験に挑めました。
普段から慣れておくことは有効だと思います。
受験生はスケジュールを細かく立てるべきか
早稲田予備校のTA(ティーチング・アシステント)になってからスケジュールについてよく聞かれます。
月ごと、週ごと、日ごとのスケジュールを細かく立てるべきか…。
僕個人は、スケジュールを立てる時間そのものがもったいない、という意見です。
正直、受験生になったら、自分がやるべきこと・苦手なことを理解してるはずです。
スケジュール表にやるべきことをその都度、落とし込んでいくかなくても、
受験生なら、やるべきことは分かっているはず。
一生懸命勉強すればするほど、自然に、自分に足りないものに気づけるようになるはずです。
それをこなしていくことがスケジュール。
スケジュール表を作る暇を惜しんで、足りないものに気づけるように、今できることをやっていこう。
そして早稲田に合格できるように目の前のことに取り組みましょう!