夏が終わっても焦らずに
あっという間に受験生の夏が終わってしまいましたね。
やり残したことがある人、計画通りにこなせた人、人それぞれだとは思います。夏をうまく活用できた人も、そうでない人も本当の勝負はここからです。
じたばたしてもしょうがないので、一度落ち着いて自分が志望校受験日まで受験生生活のどの位置にいるのか確認してみましょう。
そのうえで、まずは自分が今やるべきことを把握すること、そこからです。
やるべきことが分かれば、焦らず淡々と、ひたすらにそれを遂行するのみです。
これからどんどん寒くなっていくと、受験生は焦ってやるべきことを見失って迷走してしまいがちです。
そんな時は、やるべきことの確認とそれの実行。意外とやるべきことをやっていれば、心も落ち着きますよ。あと半年、がんばれ受験生!
レッテルを貼る
周囲の人に「あの子は頭が悪いから、何をしても無駄」なんていわれたら悲しくなりませんか?きっと辛い気持ちになるはずです。
悔しい気持ちが生まれて、より頑張れるという人もいるかもしれませんが、私はあまりそういったタイプではありません。
なので、みなさんが面談の時に「自分はできない子だから、きっと何をしても駄目」なんていっているのを聞くと悲しい気持ちになります。
自分でいうならいいと思っている人もいるかもしれませんが、同じ様なことです。 自分の言葉こそが時には強力なナイフになります。 みなさん、何事もやればできる可能性を秘めているものです。
「自分はやればできる子だ!できるようになるまでやるぞ!」と貼るならポジティブなレッテルを貼っていきましょう。
数学科の入試配点
第一志望の人はご存じかと思います。東京理科大学の理工学部(野田キャンパス)数学科の配点が今年度より変更します。
数学(200),英語(100),理科(100)
ちなみに東京理科大学の理学部(神楽坂キャンパス)数学科の配点はこれまで同様です。
数学(200),英語(100)
よく、入試は英語の配点が一番高いなんて言われますが、
私大理系の場合は、せいぜい英数理が均等配点か、場合によっては理科(慶應・立教)や数学(明治全学部入試)の配点が高い学部学科もありますのでご注意を!
その中でも数学科は、大学によって配点がまちまちです。
ちなみに早稲田大学は教育学部数学科で
数学(200),英語(100),理科(100)
基幹理工学部で
数学(120),英語(120),理科(120)
合格への近道は「信じる」こと
受験生の皆さんは勉強をしていると「これだけで大丈夫かな」「もっと違う参考書をやったほうが良いのででないか」というような不安に襲われることがあるかもしれません。
受験で大切なのは、プロの意見を信じて実行することです。予備校の各先生の指示にだけ忠実に100%実行すること。これが合格への近道なのです。
ほかの人がやっている参考書が気になることもあるでしょう。そもそも自分と他の人は、今の学力も学習の効率も何一つ同じことはないのですから気にする必要はありません。まずは、先生の言うことを信じて実行する。勉強でわからないことがある時や、そもそも何をすべきかわからない時は、積極的に習っている教科の先生に質問に行きましょう。
信じた者は救われる。あながち嘘でもなさそうですよ。
人に教えて暗記する
おススメの単語暗記方法は”人に教えること”です。
“教える”という行為は、180%くらいの理解がないと人には教えられませんしアウトプットにもなるので大変いい方法です。単語を教えるのは数学と違って難しいかもしれませんが、問題を友達に出すというのもいいですね!
私は家で、それはefficientな方法だね!のように家族に言ってまわりルー大柴さんようになっていましたが、これが案外忘れないものです。 しまいには家族も覚えて使ってくれるようになってました!笑
思い返してみると友達の中で教えるポジションにいた人は志望校に合格している人が多かったです。
受験は団体戦。 周りを巻き込んで、みんなで切磋琢磨していけるといいですね。
頑張り続ける意識の保ち方
「人間は他者による評価の総体として形成される」
何で読んだのか覚えていませんが、好きな言葉なので紹介します。
いつか理想の自分になるためには、まず周囲の大人からそのように認識されていくことが必要です。
これはゴマをすりなさいということではありません。
周囲の大人は、嫌になるほど常に公平で正しい判断を好みます。
それは、あなたがどんなにつらく苦しい時でも理想へ向けた努力を続ける様子を見れば、必ずそのように評価されるということです。
複数の他者からそのような評価を受け続ければ、いつしかあなたはそのような人になっているでしょう。
方向性さえ正しければ、努力は必ず報われるのです。