過去問は何冊くらい取り組むべきか

大学受験で合格した先輩たちはどれくらい過去問を解いたのでしょうか。

赤本のデータによると、以下のようになっているそうです。

・私立文系大学進学者

 受験した大学の平均 6校

 使用した赤本の冊数 8.6冊

・私立理系大学進学者

  受験した大学の平均  5.3校

 使用した赤本の冊数 10.5冊

上記のデータから、合格した先輩たちは実際に受験した大学の数よりも、少し多めに赤本へ取り組んでいることが多いようです。

とはいえ、あくまでも平均値です。10冊以上取り組んだ先輩もいれば3冊程度の先輩もいるので、自分の志望する大学や自分のペースに合わせて利用していきましょう。

先輩からのアドバイス!

受験学年の皆さんは後半戦に突入ですね。

つらいこの時期を乗り越えてきた先輩からのアドバイス!

「後半戦線の序盤の時期は、基礎基本に向き合える最後の期間だ!」

この時期に基礎知識が抜けている部分があることに気づけたことは入試本番で必ず活きてきます。

解き始めている過去問も、そもそもきちんと精読が出来なければ、それは多読ではなく誤読を増やしていることになります。

迷ったら解く!が大事ですが、ステップを踏んで取り組みましょう。

学問分野カタログ

日本には約800もの大学があります。

すごい数ですね!

どんな基準で選べばいいの?

大切なのは自分が何に興味を持っていて、何を学びたくて、そしてそれを学べるかです。

西船橋校で配付している「学問分野カタログ」ではどんなことが学べるのかを解説しているだけでなく、例えば、その分野に関する大学教授の研究をわかりやすくまとめた講義を紹介していたり、教授からのメッセージを読んだりすることができます。

こんなことが書いてある!と今まで知らなかった学問と出会えるかもしれません。

読んでいてとってもわくわくしてきますよ!

わくわくする学問をみつけることが進学先を考える近道になります。

是非じっくり読んでみてくださいね。

10月までに行うべきこと②

↓前回の記事の続きになります。↓

10月までに行うべきこと① – 早稲田予備校西船橋校のブログ (waseyobi.jp)

(2) 受験までの学習計画を再確認する

特に意識してほしいことは「時間」です。
受験が刻々と近づいてきている中、やるべきことが多く焦ってしまう気持ちは十分に分かります。

しかし、欲を張ってたくさん詰め込んで消化できず中途半端になってしまっては本末転倒です。自分が考えた計画が詰め込みすぎていないか、確認をしておきましょう。

大学に合格するためには満点を取る必要はありません。

完璧さを求めるより効率的に得点を伸ばせそうなところは何かを見極めて重点的に対策しておくことです。

勉強しても成績に反映しづらい苦手科目に目を向けることも勿論大事ですが、同じ時間で得点源となる分野を磨き上げるようにしてみると勉強の精度が上がっていきます。

10月までに行うべきこと①

残り2週間で10月に突入します。

校舎では共通テスト開始のカウントダウンを掲示を行っています。
それを見て本番が近づいてきているんだな~と感じるかもしれません。

10月に入ると、特に現役生は成績が上がりやすくなります。
今までの勉強の成果が発揮できるようになり、点数の伸びが実感できるかと思います。

その波に乗れるようになるためには何をしたらいいのかポイントをお伝えします。

(1)基礎固めがしっかり出来ているか

生徒へ4月の段階で「夏休みまでに基礎をしっかり固めておくこと」とよく伝えていました。
それは、これからは問題演習がメインとなり、インプットよりもアウトプットをひたすら行うからです。
一般的に大学入試で問われる内容は基礎が7~8割と言われていますが、その基礎は完成されていますか?

合格するためには基礎的な問題をいかに間違えずに解けるかがカギとなります。ライバルと差をつけるには大事なプロセスです。

基礎がしっかり出来ていない限り、難易度の高い問題や過去問を解いても太刀打ちできません。まだ終わっていない人は1学期、夏期講習のテキストを活用してもう一度復習を行ってください。

次回もお楽しみに!

得点を伸ばすカギ

模試をたくさん受ける人も多い時期ですね。

上手く利用すれば志望校合格につながるメリットが得られます。

その模試で大事なことは、ズバリ、見直しです。

見直しが命!といっても過言ではない程大事なこと。

見直しで注力すべきは、「力を出し切れれば解けた問題」です。

「時間があれば」「ミスがなければ」など、あと一歩で正解できた問題には、効率よく得点を伸ばすカギが隠されています。

模試や過去問にはツボを押さえた良問が多く揃っています。

ほとんどの人が正解できない難問を解けるようになる必要はありません。

伸ばせる部分を確実に伸ばし切ること、伸びしろを知ることを意識しましょう!

秋の学習プラン

夏期講習が終わり、2学期がスタートしています。

基礎固めや苦手克服の進み具合をチェックしてみてくださいね。

秋の学習プランを立てる際のポイントとは…

~かなり進んでいる~

志望校の過去問を何年分か解き、解答・解説を熟読することを重視。解説者によって、解答要素が異なることもあるので、解答の幅を意識してみましょう。実際に先生に添削をお願いしてみるのがおすすめ。

~まあまあ進んでいる~

過去問の出題レベルや設問傾向に合わせた問題集や参考書を選び、徹底的にその一冊を仕上げましょう。自分と相性のよい(この説明の仕方が自分にはわかりやすい!と感じる)ものをすすめていきましょう。

~あまり進んでいない…~

まずは焦って空回りしないことが大切。焦らずに夏休みまでに取り組んできた知識のインプットを優先させましょう。〇〇の模試までに終わらせる!と期限を決めてピッチを上げ、模試を境に問題演習スタイルに切り換えていきましょう。

これまでの学習の進み具合を考慮しながら、志望校に必要な学力を逆算してみる時期に入っていきます。

志望校の合格最低点と現時点の得点力を分析して、伸びしろを見極めておきましょう。

欲張って中途半端なパターンに陥らないように気をつけることも大事ですよ。

学習プランや受験校のことで悩んでいることがあればアドバイザーに相談にきてくださいね!

模試の判定について

勉強を頑張っていても模試で思うように成績が伸びず、
「D判定やE判定を取ってしまい志望校に合格できないのでは・・・」と不安に感じることがあるかもしれません。

しかし、勉強したことが力になるのは最低でも2か月はかかり、成績の伸び方としても同様です。

今まで第1志望の大学に合格した生徒の成績を見ると、この時期はなかなか結果として見えてこなかったのが10月から徐々に伸び始めている傾向がありました。

結果を踏まえて、志望校を下げた方が良いのでは?と相談を受けることもありますが、この時点での成績で、合否を判断することは難しいためお勧めはしません。

成績が上がらないと思っても今は辛抱する時期です。
焦らずに勉強を続けていきましょう。

一方で、A判定やB判定の結果が出て、好調な場合でも要注意です。

たまたま問題との相性が良かったか、得意な科目で好成績を残して苦手科目をカバーできたなど、ということが考えられます。
その場合でも油断はせず、復習をしっかり行ってください。

志望校選択編 現役で早稲田へ合格した先輩による夏のアドバイス

夏休みも半分が終わり、そろそろ受験に向けて本腰を入れ始めている頃だろう。

と同時にここからは志望校についてもしっかり考え始めなければならない。

なので、今回は「志望校選びに必要なこと」について述べていく。

MARCH志望のAさんを例に挙げてみよう。

高校の進路指導では、MARCHの学部を3つ、成成明学や日東駒専などの実力相応校を3つ、滑り止め3つ+αで計10~12学部を受けるのが一般的と言われたそうだ。 確かにそれは一般的と言えるかもしれない。

しかし、私はこの戦略に疑問を感じている。特に「滑り止め」という考え方についてである。万が一、その大学に行くことになったとして、納得いくのか? 人によっては見学にすら行ったことのないような大学をなぜ受けるのだろうか?

本来なら行きたい学校を第1志望、第2志望…と並べていくのが本当だろう。最近、学歴コンプレックスという言葉をよく聞くがその原因になっているのは間違いないだろう。

あまり行きたくもなかった学校を受け、自信も持てずに卒業してしまったせいで大人になっても引きずっている人は多い。大学選びは一生を左右する。だからこそ慎重に丁寧にならなければならないのだ。

偏差値が高いから良い学校ではない。卒業した後も胸を張って誇りを持てるかが重要なのだ。

戦略的な受験校選びも重要である。

例えば、首都圏では2月のある日MARCHの学部が全て揃う日がある。上位層の受験生はほとんどそちらに流れることが考えられるので、同じ日に日東駒専の受験がある場合、穴場となることは間違いないだろう。

といったように、受験日によって戦略は何通りも考えられるのだ。

合格するためにはどんな選択をした方がいいのか、考え始める時期に来ているのかもしれない。

古文マンガを読んでみよう!

古文に対して苦手意識を感じている生徒が多く見られますが、その中でもよく聞くのが「単語や文法は完璧に理解しているのに、長文になると読めなくなってしまう」という話です。
その原因として恐らく、昔と今の世界観のギャップによるものだと考えられます。

平安時代では男が夜中に女の人に入って求愛をするという文化がありましたが、現代とは異なるこのような習慣の違いが、読解していく上で大きな壁となっているのだと思います。

この壁を取り払うためには古文マンガを読むことをおススメします。

絵は少女マンガのようなタッチのものが多く、楽しく昔の常識などを学ぶことができます。

早稲田予備校には古文マンガを多数揃えています。
受付で貸し出しを行っているので是非、この夏に読破してみてください!