古文マンガを読んでみよう!

古文に対して苦手意識を感じている生徒が多く見られますが、その中でもよく聞くのが「単語や文法は完璧に理解しているのに、長文になると読めなくなってしまう」という話です。
その原因として恐らく、昔と今の世界観のギャップによるものだと考えられます。

平安時代では男が夜中に女の人に入って求愛をするという文化がありましたが、現代とは異なるこのような習慣の違いが、読解していく上で大きな壁となっているのだと思います。

この壁を取り払うためには古文マンガを読むことをおススメします。

絵は少女マンガのようなタッチのものが多く、楽しく昔の常識などを学ぶことができます。

早稲田予備校には古文マンガを多数揃えています。
受付で貸し出しを行っているので是非、この夏に読破してみてください!

現代文編 現役で早稲田へ合格した先輩による夏のアドバイス


受験生の多くは現代文を軽んじている傾向があり、まともに勉強している人は少ないです。その理由を聞いてみると、「現代文の勉強方法が分からないから」と返ってきます。

しかし、現代文を得意とすることができればかなり受験で有利になります。

現代文の勉強方法として、まずは毎日1つの文章を読解していくことです。この習慣を続けていくことで、次第に得点は上がっていきます。

注意として、文章をただ読めばいいというものではありません。ポイントを掴むことが重要です。

それは、文章を丁寧に最後まで先に読んで問題に取り掛かることです。

多くの受験生は問題を解くために文章を読んでいて本当の意味での理解には到達できていないことが多いです。

一つ一つの文脈に意味があるので、それを意識して読むことです。
筆者の気持ちになって考えること、当たり前のことですが、ここが一番大事なポイントです。

英語編 現役で早稲田へ合格した先輩による夏のアドバイス

夏休みは基礎力を仕上げる期間のため、英単語・英文法・英熟語の3つを完璧にして2学期から長文や過去問演習に向けて備えておきましょう。


既に仕上がっている人は長文演習にどんどん取り掛かってください。


赤本コーナーにある日東駒専(日大、東洋大、駒沢大、専修大)辺りの難易度の長文を1つ選び、毎日解いていくことで9月からの勉強に乗り遅れることなく過ごしていけます。


長文は読解量で勝負がつくので夏休みのうちにたくさん読んでライバルと差をつけていきましょう。

特に早稲田志望の人は語彙力強化が肝心のため、単語帳1冊を終わっている人はパス単準1級に取り掛かれるようにしてください。

現役で早稲田へ合格した先輩による夏のアドバイス

夏休みが始まり、「夏は受験の天王山」といわれるように、勝負の分かれ目となる大事な期間です。
現役で早稲田大学の商学部に合格したアドバイザーからの話を元に、夏休みの過ごし方や科目別の勉強について皆さんへ伝授していきます。

まずは、夏休みの過ごし方についてです。

<夏休みの過ごし方>

普段のリズムを崩さずにやっていき、夏休みだからといって特別なことをするわけではなく毎日毎日コツコツ積み上げていくことが重要です。
学校がないため、多くの勉強時間を確保できる時期です。
もちろん時間が全てではありませんが、他の受験生よりも「自分が一番勉強したんだ!」という事実が受験当日、誰にも負けない武器になります。

長い休みに入ると不規則な生活になってしまう人も多いですが、夜型ではなく朝型の生活を取り入れるようにしてください。
「早起きは三文の徳」とよく言いますが、その通りです。
規則正しい生活をすることで勉強にも良いリズムが生まれ、習慣化し長い時間机に座ることが苦ではなくなり、多くの勉強時間が確保できるようになるのです。

また、入試本番は9時から始まることが多いので、その時間に起き始めているようであれば今すぐ改善しましょう。

次回は科目別の勉強法についてです。

定期テストと時間の使い方

5月の定期テストが終わったばかりのように感じますが、すでに7月の定期テストまで残りわずかです。

高校1、2年生のなかには「定期テストが終わるまでは学校の勉強、定期テストが終わったら本格的に入試へ向けた勉強をやろう」という考え方の人がいるかもしれません。

それはそれで素晴らしい目標だと思います。

ですが、入試に必要な勉強とは何かを考えた場合、いま学校で習っている範囲も当然必要な知識になります。

せっかく勉強するのなら早くから始めたほうが有利になることは間違いありません。

高校生活はとても忙しく、時間を作るのもなかなか大変かもしれませんがスケジュールを工夫するのもこれからの練習になります。

もし悩みがあればいつでも相談に乗るのでいつでも相談に来てください!そして定期テストも含めて勉強時間の確保にぜひ予備校を利用してみてください。

いつものルーティン

梅雨入りして、雨の日が増えましたね。
雨が降っていなくても、なんだかすっきりしない日が多い気がします。
天候や気圧の変化、確かにしんどいときありますよね…。
こんなときは誰もがモチベーションが落ちてしまうものです。

受験生にとっても影響があるようで、この6月は勉強時間や勉強量が減ってしまうというデータが出ているそうです。
どうせ雨だし…授業もないし今日は自習室に行くのはやめよう、この復習は後回しにしよう、とか。
結局は勉強に集中して取り組めない現象が起きやすくなるようです。

そんなときに、「いつものルーティン」を決めておくと、いちいちその日の天気やモチベーションに左右されずに勉強に集中できます。
思うように動けないとき、目の前のことをコツコツと。
などとよく言いますが、これはこの「いつものルーティン」をまずやることだと思います。

いつものことが出来ると、気が付くといつもの気持ちに戻ってるなぁと思うことがよくあります。私もあります。
そうやって気持ちを元に戻してくれるのが「いつものルーティン」なので、勉強においても絶対に習慣付けたほうがいいと思います。

あと、6月は実はチャンスだということ。

多くの受験生の勉強量が減ってしまうこの時期こそ、ライバルに差をつけられるチャンス!
もちろんこのあとにやってくる夏が受験の天王山と言われる大事なものではありますが、
夏は現役生も比較的時間に余裕があるのでギアを上げてくるだろうし、部活を引退した人も本腰を入れてくることを考えると…かなりの接戦ですよね。
となると、夏の前のこの今こそが、一歩リードできるチャンスであると言えますね!

一喜一憂してしまう梅雨時期ですが、いつものルーティンをこなしていいリズムを掴んでくださいね。

先日、小学1年生になったばかりの姪っ子が、『あたし、るーちんあるもん』と言ってました笑
そんな言葉もう知ってるのー?と思わず大笑いしてしまいました。
でもよく聞いてみると、明日着ていく服と習い事の支度を寝る前にしっかり自分で準備しているようですよ~!
凄いなぁ~と感心しました(^^)

ではまた。

リスニング攻略法

共通テスト導入以後、一回しか読まれない問題が出題されるようになったリスニング。文量も多く、一度しか読まれないとなると、解答にかける時間も当然少なくなり、まだ答えられていないのに次の問題に入ってしまい、何となくで選んだ選択肢が不正解になる、そんなことの繰り返しになってしまいます。

自信と余裕をもってリスニングに挑むためには、今のうちから対策を取りましょう。

リスニングは、流れてくる音声をそのまま自分の口で発音できるようにすることが目標です。最初は単語から、慣れてきたら3~4単語のワンフレーズ、そして一文を通して再現できるようになると、かなり耳が鍛えられてきた証拠です。

リスニングの力を鍛えるためには、まず一か月、集中的に発音練習を繰り返し行いましょう。音声を追いかけて発音するところからスタートし、言える単語数が増えてきたら、音声を止めて一文を再現します。長い会話文であれば、練習に使う問題は同じもので構いません。9割方発音できるようになったら次は別の問題に切り替えていく、というように増やしていくと、問題数に比例してリスニングの点数が伸びていきます。

リスニングに限らず、形而上といった現代文特有の単語や武将の名前など、聞きなれない言葉は聞き取るのに苦労します。流れてきた音声を聞き取る→どんな意味か考える→解答するまでにかかる時間をいかに短くできるかが、一回読みのリスニングの攻略法です。

今すぐ始めるべき勉強とは

だんだんと部活を引退する高3生が増えてきました。

すでに受験勉強を始めている人が多いと思いますが、部活を理由に勉強を先延ばしにしていた高3生もいるかと思います。

思うように勉強が進んでいない人は、今この瞬間から本格的に勉強を始めていきましょう。

今回は、入試で差がつきやすい主要3教科について、今すぐやるべき勉強内容をご紹介します。

 

英語

英単語・熟語  やるべき度:★★★★★

共通テストや大学の過去問で出題された長文をざっと読んで、分からない単語が何個あるか確認しましょう。

10行につき3個以上、分からない単語がある場合は、基礎的な単語・熟語が抜けている可能性が高いので、中学~高校1年生レベルまで遡って、もう一度覚え直してくださいね。

中学~高校1年生レベルの単語・熟語の抜けが無くなったら、市販されている高校初級レベルの単語帳や英検準2級対策の単語帳などを使って、大学受験で出題される基礎的な単語・熟語を覚えていきましょう。

 

国語(現代文)

精読力の養成  やるべき度:★★★★★

共通テストやセンター試験など、標準レベルの現代文の問題集を用意して、各段落の要点に傍線を引いたり、設問と対応する箇所に印を付けたり、書き込みをしながら、文章の要旨・構成を理解しましょう。

正解率は気にせず、文章の内容を整理することに重点を置いてくださいね。

文章内に分からない用語があった場合は、用語集やインターネット、参考書などで意味を確認しておきましょう。

 

国語(古文・漢文)

基礎知識を身につける  やるべき度:★★★★★

古文単語帳や古文文法・漢文句形の問題集を使って、基礎知識が正しく覚えられているか確認しましょう。

一通り知識が身についたら、共通テストやセンター試験など、標準レベルの問題集をどんどん解いて、主語や論旨を間違えることなく最後まで読み切る力を養っていきましょう。

 

数学

基本事項を身につける  やるべき度:★★★★★

教科書の単元ごとに登場する、すべての記号、用語、表現の定義・意味が正しく覚えられているか確認しましょう。

定理や公式を覚えるだけではなく、証明にも目を通して流れを覚えておくと、効率よく問題を解き進められるようになりますよ。

 

何から勉強を始めれば良いか悩んでいる人は、入試で差がつきやすい英語、国語、数学から勉強を始めていきましょう!

~ツァイガルニク効果~

【キリの悪いところで休憩しよう】

勉強中にきりの悪いところで休憩に入ると、『ツァイガルニク効果』により記憶に残りやすくなり次の学習に入りやすくなると言われているそうです。

『ツァイガルニク効果』とは達成できた事柄よりも、達成できなかった事柄や中断している事柄のほうをよく覚えている現象のこと。


これはドイツの心理学者クルト・レヴィンの考えに基づきソ連の心理学者ブルーマ・ツァイガルニクによって提唱されました。

ダラダラと勉強するよりも、時間を区切って小刻みに休憩を挟んでみよう!

脳と食事

毎日の食事。何も考えずに食べている人がほとんどですよね。食事が脳の働きに大きく影響していることを意識している人は少ないのではないでしょうか。何も考えずに食べている人がほとんどですよね。

例えば、食事の摂り方で集中力や記憶力などの脳のパフォーマンスに違いが出てくる…。受験生は知っておくと大事なことも多いようです。

「脳は、質量は全体重の2%程度ですが、体の消費エネルギー中20~25%と大量に消費する器官。脳が直接エネルギーとして利用できるのは、食べ物から摂った糖質(ブドウ糖)だけ。これが不足すると、脳の働きは低下します」

流行りの糖質ダイエット…やりすぎ注意ですね。

とはいえ、ブドウ糖を大量に摂りすぎると、今度は血糖値が高くなりすぎて、それを下げるためにインスリンという物質が放出され、血糖値を急激に下げてしまう。

せっかくたくさん食べたのに、肝心の脳にはエネルギーが足りていないという状況を引き起こしてしまいます。

脳を効率よく働かせるためには、食後に出来るだけなだらかに血糖値が下がっていく食事を摂ることがいいようです。

では、血糖値が必要以外に上がらない食事とは?

GI値が低い食品だそうです。GI値とは???その食品を食べた後の糖質の吸収度合いを示す値のこと。

自分でメニューを選ぶときには、野菜&甘すぎないものを意識してみましょう。

例えば、炭水化物だと、白米より玄米、食パンよりライ麦パン、うどんよりそばなど。つまり、白い食べ物より黒い食べ物を選ぶのが良い傾向にありそうです。

低GIのおやつといえば、西船橋校には自動販売機にソイジョイが入ってますね。小腹がすいたらおすすめですよ(^^)

朝食に低GI食を摂ると、食後2~3時間後の記憶力が30%もUPされ、情報処理のスピードも高まる報告があるそうです。

長時間の集中力を保ち、眠気を回避できる…受験生には欠かせませんね!

脳の栄養、ちょっと心がけてみてはいかがでしょうか~。