模試の心構え➏
模試の心構え➏
~できなかった問題は印を付けて、解答解説とあわせて保管しておく~
復習をしていて、どうしても学力的に理解しきれない問題や大問というものがあります。
■英語で、単語や構文が難しすぎて文脈が追いきれない。
■数学や理科で、典型問題に触れて慣れていない段階で、立式の方針や式変形の意図がどうしても理解できない。
■社会科で、全体像がつかめていない時期に、細かい知識が整理して入っていかない。
など。
その分野の問題をある程度見慣れれば、自然と方針や解き方がつかめる問題もあるものです。
◆ある程度、知識のインプットができる夏休みや、
◆過去問を演習する秋以降や、
◆共通テスト対策をする冬休みなど、
勉強を積み重ねたあとに、時期をおいて、まとめて解き直すと効果的です。
特定の分野や範囲に絞って見直して解くのがおすすめです。
共通テスト前に共通テスト用の模試を、まとめてチェックするのもおすすめです。
その際、どの問題のどの個所でつまずいたのか、きちんとわかるようにしておくこと!
見直すべき箇所をあらかじめはっきりさせておくと、よい。
precautionary
precautionary

形容詞precautionaryは、「予防の(ための)」という意味ですね。
名詞precautionは、「予防」「予防策」。
「コロナウィルスへの予防策を講じる」だと…
take precautions ( ) COVID-19
とか
take preventive measures ( ) coronavirus
とか
カッコに入る単語は分かりますか?
正解は…
take precautions against COVID-19
take preventive measures against coronavirus
とagainstです。
模試の心構え➎
模試の心構え➎
~社会科科目の偏差値は、勉強量に比例して上がると思っておく~
前回の英語と対照的ですが、
社会科などの知識系科目は、
現役生の成績上昇者は、毎月少しずつ成績が上がっていく生徒が多い。
というのが今回のテーマです。
一度勉強した時代や分野などは、ある程度まとまって把握しやすいからかもしれませんね。
英語のような「一気の成績上昇」も、現役生では、あまり目にしたことがありません。
あくまで経験上の話ではありますが。
「現役時代に全範囲を一応勉強し終わりました」という浪人生のケースだと、
最初の模試で全体の上位になっていることも結構ありますけれどね。
別の言い方をすれば、早いうちに社会科を克服できない人は、
最後まで社会科に足を引っ張られる可能性が高いのです。
まだ1学期だから、とか、
学校でも、これからだし、とか
言っていると痛い目をみるので、
社会科の模試の偏差値はシビアに受け止めよう!
模試の心構え➍
模試の心構え➍
~英語の偏差値は、必ずしも勉強内容や勉強量と比例して上がるとは限らない~
今回のテーマはこれです。
毎月、偏差値が少しずつ上がっていく(たとえば2~3くらいずつ)ケースがあまりない反面、
夏休みあたりを境目に、7月・8月・9月でぐいっと急に上がるケースが結構あります。
あくまで英語の偏差値についてです。
曲線でいうと、比例ではなく、特定の時期に二次曲線的に上昇するということ。
毎年、生徒のみなさんの成績を拝見していると、必ずこういう生徒が何人か出てきます。
あるある程度の、「構文把握」「英語の読み方」の力を身につけるには、
時間をかけて分量をこなす必要があるからかもしれません。
一学期の努力は、すぐ結果(模試成績)にならなくても、
我慢すること!