だんだんと部活を引退する高3生が増えてきました。
すでに受験勉強を始めている人が多いと思いますが、部活を理由に勉強を先延ばしにしていた高3生もいるかと思います。
思うように勉強が進んでいない人は、今この瞬間から本格的に勉強を始めていきましょう。
今回は、入試で差がつきやすい主要3教科について、今すぐやるべき勉強内容をご紹介します。
英語
英単語・熟語 やるべき度:★★★★★
共通テストや大学の過去問で出題された長文をざっと読んで、分からない単語が何個あるか確認しましょう。
10行につき3個以上、分からない単語がある場合は、基礎的な単語・熟語が抜けている可能性が高いので、中学~高校1年生レベルまで遡って、もう一度覚え直してくださいね。
中学~高校1年生レベルの単語・熟語の抜けが無くなったら、市販されている高校初級レベルの単語帳や英検準2級対策の単語帳などを使って、大学受験で出題される基礎的な単語・熟語を覚えていきましょう。
国語(現代文)
精読力の養成 やるべき度:★★★★★
共通テストやセンター試験など、標準レベルの現代文の問題集を用意して、各段落の要点に傍線を引いたり、設問と対応する箇所に印を付けたり、書き込みをしながら、文章の要旨・構成を理解しましょう。
正解率は気にせず、文章の内容を整理することに重点を置いてくださいね。
文章内に分からない用語があった場合は、用語集やインターネット、参考書などで意味を確認しておきましょう。
国語(古文・漢文)
基礎知識を身につける やるべき度:★★★★★
古文単語帳や古文文法・漢文句形の問題集を使って、基礎知識が正しく覚えられているか確認しましょう。
一通り知識が身についたら、共通テストやセンター試験など、標準レベルの問題集をどんどん解いて、主語や論旨を間違えることなく最後まで読み切る力を養っていきましょう。
数学
基本事項を身につける やるべき度:★★★★★
教科書の単元ごとに登場する、すべての記号、用語、表現の定義・意味が正しく覚えられているか確認しましょう。
定理や公式を覚えるだけではなく、証明にも目を通して流れを覚えておくと、効率よく問題を解き進められるようになりますよ。
何から勉強を始めれば良いか悩んでいる人は、入試で差がつきやすい英語、国語、数学から勉強を始めていきましょう!