受験生の冬へ向けた生活について

受験生は、少しの時間の積み重ねで合否が決まると言っても過言ではありません。

夜型の生活になっている人は、集中力が高まってきたり、勉強がはかどってくるとやめ時が分からなくなります。

しかしながら、「自分のペースでじっくり勉強できる」というのは「のんびりしたペースで学習する」ことと同義であることが多くあります。

ここから入試の時期にかけては、スピードや効率も意識しなければなりません。

そういった意味では、入試へ向けた勉強には夜型の生活は不向きですので朝型に変えたほうが良いでしょう。

また、夜遅くまで起きていると、朝起きてからボーっとしてしまうことが多くあるようです。

スマホを見ながら何となく過ごしている時間、覚えがあるのではないでしょうか。

そんな時間も積み重ねると結構な量になるものです。

朝型の生活に変えて、計画した時間内に学習を終えられるように意識して、入試本番で必要な質と速度を獲得しましょう!

★モルモット先輩からの夏期講習直前アドバイス★ 英語編

・単語力は徹底的に強化しよう

 熟語を含めた語彙の強化は何よりも大切。「見たことのない単語」を無くす必要がある。単語リストでは覚えられないという消極的な思い込みは無くして、自らリストを作って覚えよう。

・読解力の強化

 空所や下線部に捉われず要旨を読み取ることを心がけよう。かなりの長文を出題する大学もあるが、それぞれの文章自体をしっかり読み取る実力がなければ要旨を掴むことはできない。英文中の空所や整序問題というような障害に足を取られないよう、語彙・構文の知識を一層強化しよう。

・英作文のポイント

 大きく分けて下線部英訳問題と自由英作文という形式がある。様々な形式はあるが、決め手になるのは基礎力。構文を使いこなせるようになると生きた英文を書けるようになる。自信のない表現や採点者が読んで分かりづらそうな文章は禁物。やはり易しい文を確実に書けるという基礎力が必要になる。

今年の夏休みは例年よりも短く、時間を有効に使う必要があります。

スケジュールを考えることが苦手な人はぜひ職員に相談してくださいね!

緊張の理由と緩和の方法

模試などのテストを受ける際に、緊張で頭が真っ白になったことはあるでしょうか。受験が近づいてきたので、すでにそんな経験をした人もいるでしょう。

それでは、なぜ緊張するのか考えたことはあるでしょうか。 それが分かればきっと対策できるはずです。

人はなぜ緊張をするのか。それは、乗り越えるべきイベントを乗り越える準備が整っていないと頭が感じているからです。

緊張は、頭の中にある無意識が「今の準備で大丈夫か?」と問いかけて来ているのです。 つまり 、この問いかけに対して建設的な対処すれば緊張は和らぐということです。

また、未来の結果ばかりに意識を向けすぎるのもよくありません。現実に意識が向けられなければ、緊張は続いてしまいます。

過去も未来もコントロールできません。自分でコントロールできるのは、今この時だけです。

よくある例ですが「私はいまとても緊張している」と言葉に出してみると、意識を現実に戻しやすいでしょう。

まとめると、模試などに対して十分な対策を行ったうえで、今、この瞬間の現実を認め、受け入れることが緊張緩和の方法だと言えるでしょう。