理系志望の生徒の面談をすると、「数学や理科は得意だけど英語が苦手」というパターンが多くあります。
大好きな数学は何時間でも勉強できるけど、英語は嫌いだから英単語帳を開くだけでも苦痛だという話もよく耳にします。
さて、そういった場合、あらかじめどのような対策ができるのか考えると「英検」の利用は非常に有効です。
芝浦工大の入試情報サイトを例に取ってみましょう。
https://admissions.shibaura-it.ac.jp/admission/exam/english_qualification.html
外部検定利用入試の試験科目を確認すると、英検などの検定試験はあくまでも出願資格となるだけです。基準値を超えていれば出願できることになります。英検を例にとるとスコア1980以上(2級合格基準と同等)です。
そして、実際に受ける入試は数学と理科の2科目となるため、当日に英語の試験を受けることなく、得意な数学と理科の合計点数だけで合否判定に臨むことができるというわけです。
これなら苦手な英語を入試当日に何点取れるか気にしなくて済みます。
他の大学も似たような形で外部検定利用できます。
特に現在の高校1、2年生はもう少し時間に余裕があるので、あらかじめ外部検定を取得しておくといいでしょう。