2023年度早稲田大学「政治経済学部」入試結果分析 – 数字が語る軌跡とトレンド

こんにちは!

今回は、2023年度の早稲田大学政治経済学部の入試結果について詳しく見ていきましょう!

2020年から2023年までのデータを比較することで、変化の趨勢を理解することができます。

一般選抜、共通テスト(共テ)入試を併せた全体の応募者数は、2020年度の7,881人から大幅に減少し、2023年度は5,209人となりました。

減少の要因として一般選抜において、2021年度より3教科型の入試から「総合問題」へ変更し、共通テスト(共テ)の受験が必須となり、数学ⅠAを含む新しい形式を導入した影響が大きいと思われます。

その結果、一般選抜の受験者は 2,866人と、前年の2,901人からわずかに減少しました。 一方で、共テの受験者は2,343人と、前年の1,971人から増加しました。

また、募集人員については2020年は525人から、2021年以降は350人に減員されたにも関わらず、合格者数は増加傾向にあり、2023年度も1394人と増加しました。

ここから分かることは、入試形式の変更や募集人員の削減にもかかわらず、合格者数は増え、想定通りの生徒が入学していることです。早稲田大学政治経済学部の進化と変動を追い続けるためには、これらのデータが重要な鍵となります。

政治経済学部ではグローバルな視点と幅広い知識が求められます。志望される方は社会で問題視されている出来事に関心を持ち始めましょう。 総合問題の中にも現代の政治・経済分野の問題や数学的発想が求められる問題も出題されるので、内容をしっかり理解するためには基本的な知識が欠かせないのです。

今後も情報をアップデートしていきますので、お見逃しなく!

学校推薦型・総合型選抜入試対策講座

将来の進学に向けて、最適な出願戦略を一緒に考えませんか?

早稲田予備校西船橋校では、学校推薦型・総合型選抜入試対策講座を提供しています。この講座では、大学の募集要項を詳しく確認しながら、生徒一人ひとりの強みや個性、将来のビジョンを踏まえて、最適な出願戦略を立てていきます。

私たちの講座では、生徒の志望する大学・学部に応じた志望理由書の添削指導を行います。志望理由書は入試審査の重要な要素の一つであり、その内容が合格へのカギとなります。私たちは生徒一人ひとりの個性や目指す大学に合わせて、魅力的で独自な志望理由書を作成するためのサポートをします。

また、質問に対する正しい回答方法や面接時の適切な振る舞いについてもしっかり学びます。面接試験は受験の重要なステップであり、自信を持って臨むことが求められます。私たちは経験豊富な受験アドバイザーとの模擬面接を通じて、生徒たちが面接試験当日に自信を持って臨むことができるよう、繰り返し指導していきます。

面接練習の実施回数は2~3回程度であり、短期間で効果的な学習を進めることができます。私たちは生徒たちが将来の進路についてしっかりと考え、自信を持って志望校に合格できるよう全力でサポートします。

早稲田予備校西船橋校の「学校推薦型・総合型選抜入試対策講座」は、生徒一人ひとりの個性を尊重し、将来のビジョンに合わせた出願戦略を立てるための理想的な講座です。ぜひ私たちと一緒に、夢の大学進学への第一歩を踏み出しましょう。

【浪人生向け】大学入学共通テストの出願準備

高校生の頃は学校経由で出願を行っていたかと思いますが、卒業したら自分で出願することになります。

出願する上での注意点。


①志願票は書き終わったらコピーをとっておくこと

志願票について、大学入学共通テストの案内に「確認はがきの受領後、登録内容の確認の際に使用します」と記載があります。
保管している志願票のコピーと照合して登録内容に間違いないかどうかを確認するためです。

大学入学共通テスト以外にも一般入試でも出願に必要な書類があればコピーをとっておく習慣をつけておきましょう!


②卒業証明書は早めに発行してもらうこと

あらかじめ学校のHPで卒業証明書の入手方法を確認しておくことをお勧めします。

HPから「卒業生」や証明書関係の項目を探してみると、手続き・申請方法が見られる高校が多いようです。

手続きにどれくらい時間がかかるかは学校によって異なりますので、出願締め切り間際で学校に駆け込むことのないようにしましょう!
また、卒業証明書を貰う時は手数料や身分証明書を求められるので忘れずに。


③書類は必ず簡易書留で送ること

以前通っていた生徒に「‘’簡易書留‘’という言葉を知っているか」聞いてみたところ、首を傾げている人が何名かいました。

大事な書類が相手側にしっかり届いているのか不安になりますよね・・・。

簡易書留は簡単に言うと、送った書類が相手に届いているか確認できるものになります。
郵便ポストに入れてしまうと普通郵便の扱いになってしまい、確認が取れなくなってしまうので必ず郵便局へ向かいましょう!


④共通テストで使用する教科を必ずチェックすること

受験生にとって一番重要なところですね!
大学入学共通テストで受験する大学はどこにしようか考えつつ、その大学では何の教科が必要なのか。
パンフレットやHP、大学資料などを通して確認しておくようにしてくださいね!

学校推薦型選抜・総合型選抜とは

学校推薦型選抜・総合型選抜が例年注目を浴びているので、それぞれの特徴をご説明します。

【学校推薦型選抜】

学校推薦型選抜には、学業成績、卒業の年度、併願の可否などの条件があります。成績は最も重要な要素で、書類選考などの基準になります。

よくあるパターンは、書類選考などと合わせて小論文や面接があるパターンです。

特に小論文や面接では、入学後に必要となる学力や適性などをチェックする目的があるので重要とされます。

【総合型選抜】

総合型選抜は以前、AO入試と呼ばれていました。

大学により様々な基準や選抜方法があることが特徴です。

総合型選抜では大学や学部が求める学生と実際の受験生が大学入学後に学びたい内容が合致するかの見極めがポイントになります。

こちらの選考も推薦型同様、書類選考や小論文、面接などが見られますが、ディベート型やセミナー型、学力試験やエントリーシート型など多角的な評価が特徴になっています。

学校推薦型選抜・総合型選抜どちらにおいても書類審査における調査書の役割は重要と言えます。高校在学中の学習成績状況などで示されます。つまり定期テストの点数などをもとにした内申点などです。

中学校までであれば定期テスト前に詰込み型の勉強をしてなんとか対応できたパターンもあったかもしれませんが、高校ではそう上手くいきません。

予備校の特徴である理想的なカリキュラム通りに勉強を進めていくことで学力を上げ、学校の授業も効率よく吸収できるようになることが、内申アップへの一番の近道となるでしょう。

小論文や志願理由書、面接の対策は早稲田予備校にお任せください。

ご相談お待ちしております。

「TEAPとは?―大学入試英語力を正確に測る実用的なテスト」

こんにちは、早稲田予備校西船橋校です!今回は皆さんに、大学生活に求められる英語力を測る特別なテスト、「TEAP(ティープと読みます)」についてお話ししたいと思います。

TEAPは、「Test of English for Academic Purposes」の略で、上智大学と公益財団法人日本英語検定協会が共同で開発したテストです。具体的には、英語での資料読解、講義理解、意見表明、論文作成など、アカデミックな場で求められる英語運用力を測定します。

このテストは、「読む」「聞く」「書く」「話す」の4つの技能を包括的に評価し、特に高校生を対象に大学入試を想定した形で設計されています。そのため、難易度は英検®準2級〜準1級程度とされています。

一般的な合否型のテストとは異なり、TEAPでは各学生の英語力を「スコア」および「バンド」で評価し、その情報を大学側が利用できます。これは、大学入試や学力測定において非常に便利なシステムと言えます。

さらに、TEAPは年間3回行われるため、学生は自身のスコアを向上させるために何度でもチャレンジすることが可能です。これは一般的な一発勝負の入試とは異なり、自身の英語力を十分に発揮した結果を提出できる大きなメリットとなります。

ただし、TEAP対策はただ単にテスト対策をするだけではなく、実際の英語力、特に英語でのコミュニケーション能力を高めることが重要です。このスキルを伸ばすことが、TEAPのスコアを上げる最短ルートとなるのです。

また、TEAPでは文法問題や頻出単語の出題は少ないため、基礎的な文法をしっかりと勉強し、幅広い語彙を学ぶことが重要となります。単語はただ丸暗記するのではなく、その使い方や文脈を理解することが求められます。

これらを踏まえ、TEAPは実践的な英語力を測るための非常に有用なツールと言えます。それでは、皆さんもTEAPに挑戦して、自身の英語力を試してみてはいかがでしょうか。

文系数学のススメ

私立大学の文系で受験できる科目といえば、「英語・国語・地歴公民」がスタンダードのように思えますが、数学でも受験することもできます。また、この数学を指定科目として挙げる大学も存在します。

例えば、早稲田大学の中でも最難関の政治経済学部では、数学の受験(Ⅰ・Aのみ)を必須としています。

数学を課している理由は、入学後の勉強に必要であるからです。この学部では学科共通の必修科目の一つとして「統計学※」を学びます。 政治学科あるいは経済学科どちらに進学しても必ず取らなくてはなりません。

※統計学とはデータの特徴やデータから見られる規則・不規則性などを分析し、将来に向けて推測を行うことで、確率・数列・微分など様々な知識を要するため、数学的思考が求められます。

数学を勉強しておくことで、受験においては地歴公民と比較すると差をつけやすい科目でもあります。どのような問題でもうまく対応出来るようになると、得点調整によって有利になるかもしれません。

数学が好きな人は是非、数学受験をお勧めします。

将来においては論理的に考える力が身につき、一つ一つの問題に対して根拠をもって答えることができます。

また、テクノロジーの進歩によって「情報化社会」と云われるように、データを駆使していかなくてはならない時代に進んでいます。そのニーズに応えられるようにするには数学的思考が必要になってきます。その力を身に着けておくことで仕事のキャリアをより広げられることもできます。

2022年度早大英語クラス 早稲田大学合格率

2022年度早大英語クラスの早稲田大学現役合格率を計算したところ100%であることが分かりました!

西船橋校では2023年度に向けた新学期準備講座を実施中!

新高3生はもちろん、新高2もどんどんご参加ください!

https://www.waseyobi.jp/nishifuna/2023springfreetrial.php

新高校1年生向けには春期講習をご用意しています。早めのスタートで周りに差を付けよう!

https://waseyobi.jp/nishifuna/2023spring.php

2023年度 私立大学の入試動向

2023年度の私立大学の入試動向として、総合型選抜・学校推薦型選抜などの入学者が一般選抜と比較して過半数を占めていることが分かりました。

一般選抜では共通テスト利用方式の人気が高まっていたようです。共通テストが導入されてから約2年経ち、問題演習を通してコツを掴み始めた受験生が多かったのかもしれません。

上智大学、明治学院大学、学習院大学、駒澤大学、拓殖大学などで共通テスト利用の志願者が増加した傾向にあり、その中でも入試に変更があった上智大学では他の大学と同じように3教科でも受験ができるようになったため、2倍以上に増加しました。

上智大学と同様に、拓殖大学では昨年の志願者数減少の反動もあり、増加しました。また、共通テストが終わった後でも出願ができること、複数の学科を出願しても検定料が一律、そして英語外部試験スコアが一般入試・共通テストで利用できるようになったことも増加した要因として考えられます。

勉強することはもちろん重要なのですが、各大学の情報を仕入れることも同時に行ってください。

毎年どこかで入試の変更があります。受験する機会が増えるなら良いことなのですが、新しい内容によって今まで通りの対策が利かないということも起こりうるのです。

慌てふためくことのないよう、興味のある大学はホームページなどを都度、確認しておきましょう。

2025年度 早稲田大学の一般入試

2025年度(2025年4月からの入学者対象)の早稲田大学の一般選抜では、人間科学部と社会科学部で大学独自の3教科型方式から、共通テストと独自入試を組み合わせる方式へ変更になります。入試方式としては、

人間科学部・・・国語・英語型、数学・英語型、数学選抜式 

の3種類

社会科学部・・・総合問題型、数学型

の2種類に分かれます。

新教育課程に伴い 、共通テストもより重視され 複雑な課題に対して考える力を求める傾向が強く反映されてくると思います。まさに新学習指導要領で掲げられている「思考力・判断力・表現力」が重要視されていることが分かります。

入試方式の違いについて

生徒から「全学部日程と個別日程の違いって何ですか?」とよく聞かれることがあります。これらの違いについて説明していきます。

<全学部日程>

全ての学部で共通の入試問題を解き、同じ日に受験できる入試方式になります。

同じ大学で複数受験したい学部・学科がある場合は、個別入試と異なり、一度の試験でまとめて受験することができ第一志望、第二志望・・・と合格の可能性が広がりやすくなります。

しかし、複数の学部・学科を一回で受験できることから受験者数が増え、倍率が高くなりやすい傾向が見られるため高得点を要します。必ず合格を確保しておきたい大学でチャレンジしてみると良いかもしれません。

<個別日程>

個別日程は学部ごとで指定された日に受験する方式になります。

一般的には1つの学部・学科で1回試験を受けるもので、同じ大学で複数の学部を狙いたいときにはその分だけ受験ができ、チャンスが多いのも特徴です。

しかし、全学部日程とは異なり受験するだけ何回も足を運ぶことになるので労力を要し、受験の日程も細かく立てて調整する必要があります。

まずは本命の大学の日程を組み込んでから、次に行きたい大学の学部・受験日などをリストアップしてみるのが良いと思います。

各日程で様々な特徴を挙げてみました。入試制度をしっかり理解して戦略を立てていきましょう!