予備校で授業を受けていると、みんな必死にペンを動かしていますよね。でも、そのペンの「動かし方」ひとつで、1時間後の定着率には天と地ほどの差がつきます。
あなたのノートは、どっちのタイプですか?
1. 偏差値50のノート:板書の「完全コピー」
偏差値50前後で伸び悩む人のノートは、一見すると非常に「綺麗」です。
- 特徴:先生が黒板に書いた文字を、色使いまで忠実に再現している。
- 落とし穴:「写すこと」が目的になってしまい、書いている間は脳が半分眠っています。いわば「手動コピー機」状態。授業が終わった瞬間が満足感のピークで、内容は意外と頭に残っていません。
2. 偏差値70のノート:先生の「言葉(余談)」を逃さない
偏差値70を超える人のノートには、黒板には書かれていない情報が溢れています。
- 特徴:先生が口頭で言った「ここ、みんな間違えるんだよな」「ここは前回のあの公式と繋がってるよ」という、ちょっとしたアドバイスがメモされています。
- 違い:彼らは板書を写すのは当たり前として、「なぜその解法になるのか」という思考のプロセス(背景知識)を自分流に書き留めています。
3. 「余白」の使い方が全く違う
ノートの密度にも、驚くほどの違いがあります。
- 偏差値50:ページを埋め尽くすように、上から下までぎっしり書く。
- 偏差値70:あえて「巨大な余白」を残しておく。
- なぜ?:偏差値が高い人は、ノートを「完成品」だと思っていません。後から自習して気づいたこと、解き直しで間違えたポイントを「追記」するために余白を空けておくのです。ノートを育てている、と言ってもいいでしょう。
偏差値70への第一歩:ノートを「自分への挑戦状」にする
今日からできる簡単な工夫があります。それは、ノートの右端に「疑問点・気づき」専用のスペースを作ることです。
- 「なぜここでマイナスになるの?」
- 「この単語、ターゲットの125番にもあったな」
- 「この公式、物理のあの範囲でも使えそう」
こうした「脳のつぶやき」をメモするだけで、ノートはただの記録媒体から、世界に一つだけの最強の参考書へと進化します。
ノートの取り方を変えれば、授業の受け方が変わります。授業の受け方が変われば、半年後の偏差値は必ず変わります。「写す」勉強から「考える」勉強へ、今日からシフトチェンジしてみませんか?
