いつから大学受験の準備をするべきか

高校生から「いつから大学受験の準備をするべきか」という質問を受けることがよくあります。

文部科学省が 「大学入試のあり方に関する検討会議」 で報告した全大学を対象に実施した調査の結果によると、

2020年の入試方式別に見た選抜区分の割合は、全体では一般入試52.3%、AO入試13.5%、推薦入試33.7%となっていたようです。

また、入試方式別に見た入学者数の割合は私立ではAO・推薦が55.6%で、一般入試が大部分を占める国公立とは大きく異なっています。

上記のことから、最近は私立大学受験を検討している生徒については半数以上が推薦入試で入学していることが分かります。

ここで冒頭の質問に戻ると、「いつから大学受験の準備をするべきか」 と考えた場合、「 今すぐ勉強を始めて、まずは推薦に備えて学校の成績を上げることから始めよう」という答えが、 半数以上の生徒に対して当てはまるということになります。

ただし、これが高校1年生なのか2年生なのか3年生なのかということも念頭に置かなければなりません。

定期テストは回数が限られているため、高校1年前期の成績の時点で、すでに全体の15%近くを占めていることは重要なポイントです。

そのため、高校2年生以上でこれまでの成績が芳しくないと感じた場合は、すぐにでも一般入試へ向けた勉強を始めたほうがいいでしょう。

また、1年生の場合でも学校のテストで良い成績を収めることは当然として、一般入試に備えて少しでも早めに知識を得られるような環境に身を置いておくことはとても重要なことです。

高校入試が終わって一息ついているうちに、周りの友達にどんどん差をつけられてしまうなんていうのはよくある話です。

今日から準備を始めましょう!

共通テストまであと84日!

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