オープンキャンパスの最大のメリットは、ネットやパンフレットという「フィルター」を通さない、現場の生の声を拾えることです。相手の立場に合わせて質問を使い分けることで、驚くほど濃い情報を引き出すことができますよ。
1. 「大学の先輩(在学生)」に聞くべきリアルな学生生活
案内役の先輩たちは、一番年齢が近く、本音を話しやすい相手です。「キラキラした部分」だけじゃない、リアルな日常を聞いてみましょう。
- 「数ある大学の中で、最終的にこの大学・学部を選んだ決め手は何ですか?」
最強の質問です。先輩の志望動機は、そのままあなたの志望理由書のヒントになります。 - 「ぶっちゃけ、入ってみて『想像と違ったな』と思ったギャップはありますか?」
講義の忙しさや、キャンパスの雰囲気など、通ってみないと分からないリアルが分かります。 - 「平日の1日のスケジュールってどんな感じですか?(バイトやサークルとの両立)」
自分がその大学に通ったときの「未来の解像度」が一気に上がります。
2. 「大学教授(先生)」に聞くべき授業・研究の中身
模擬授業の後や個別相談コーナーでは、ぜひ教授陣にアタックしてみましょう。少し緊張するかもしれませんが、先生方は「学びたい意欲のある高校生」が大好きです。
- 「この学部(学科)では、具体的にどんな研究テーマやゼミが人気ですか?」
大学HPだけでは見えてこない、今まさにトレンドとなっている研究分野が分かります。 - 「高校生のうちに、これだけは読んでおいた方がいい本や、やっておくべき勉強はありますか?」
意欲をアピールできる上に、面接で「オープンキャンパスで教授に勧められた本を読み・・・」と語れる強力なエピソードになります。
3. 「入試担当者(職員)」に聞くべき一歩踏み込んだサポート体制
就職実績や留学制度、入試の傾向については、データを持っている職員の方に聞くのが一番確実です。
- 「留学制度を利用する人は、学年のどれくらいの割合(何人くらい)いますか?」
「留学制度が充実!」と謳っていても、実際は選考が厳しくて数人しか行けないケースもあります。具体的な「数字」をキャッチしましょう。 - 「資格取得や就職活動に対して、大学側はどのような個別サポートを行っていますか?」
キャリアセンターの面倒見の良さや、OB・OGとの繋がりの強さを探ることができます。
質問するときの「ちょっとしたマナー」
質問を始める前に、まずは一言、「こんにちは!〇〇学部志望の高〇の〇〇です。今、少しお時間よろしいですか?」と挨拶をしましょう。これだけで相手の受ける印象はガラリと良くなり、より親身に本音を話してくれるようになります。
そして、教えてもらった内容は、別れた後に必ずその場でスマホやノートにメモを残しておくこと。このメモが、秋以降のあなたを救う最強の武器になります。
勇気を出して聞いたその一言が、大学への切符に繋がっています。この質問集をカバンに入れて、ワクワクしながら憧れのキャンパスへ飛び込んでいきましょう!
