2023年度早稲田大学「社会科学部」入試結果解析 – 堅調な志願者数と変化の予兆

こんにちは!早稲田大学入試情報シリーズ、今回は第5弾となります。2023年度の社会科学部入試結果を分析していきましょう。

社会科学部は、入試制度に変更がないため、志願者数は安定しています。2023年度は10,191人となり、前年度の10,298人にほぼ横ばいといった感じです。

一方、合格者数は1,181人と、過去4年間で最多の数値を記録しました。一方で、補欠繰上が42人と少なくなっています。これは早稲田大学が最初から合格者をしっかりと絞り込んだ結果と思われます。

それでは、実質倍率について見てみましょう。一般試験は依然として高倍率が続いており、9.0倍を記録しました。また、共通テスト利用の場合は3.7倍と、こちらも高倍率ですが、ここ4年で最多の合格者を出したため、実質倍率は落ち着いた感じです。

今後の動向として注目すべきなのは、社会科学部が2025年から入試方式の変更を予定している点です。つまり、2024年度が現行方式の最後の入試となるので、その影響がどう出るのか見守る必要があります。

ちなみに、社会科学部では社会を構成する「政治学」「経済学」「法学」「商学」などを学んでいきます。1年生では社会科学の概念を学び、2年生の秋頃からコースを選択して専門的な内容を扱っていきます。テーマは約60もあるそうで、とても豊富です!

以上、2023年度の社会科学部入試結果から見える傾向と動きでした。次回も早稲田大学の入試情報をお伝えしますので、お楽しみに!

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