大学入学共通テストの出願、
 高校生は学校一括だったと思いますが、
 高卒生は個人出願で、郵便局から送ったと思います。
 その際、「消印有効」という言葉が目に入ったと思います。

 「消印有効」とは、字のとおり「消印」と「有効」に分かれ、
 郵便投函後、「消印」(切手など、送付にかかる費用を収め、
 同時にもう他では使えませんよという意味の)のハンコを押します。
 そのハンコの日付が応募期間内であれば「有効」というものです。
 ですから、ギリギリ間に合った、と思っても
 消印が翌日以降であれば「アウト」になります。
 そういった時には郵便物が一旦集積する「本局」
 に行って、「駆け込みセーフ」を狙います。
 昔は24時間営業をしていたので、
 23時過ぎでも間に合った、ということもありましたが、
 数年前から24時間営業がなくなり、
 遅くても21時までとなりました。
 ※「昔」を覚えている方は要注意です。
 以前、こういったことがありました。
 出願期日を一日間違えていた生徒がいました。
 気づいたのは当日18時過ぎ。近くの郵便局は閉まってます。
 相談の電話の際、本局に行くよう伝えて、何とか間に合いました。
 不思議なことに今、その大学に通っています。これは「縁」ですね。
 最後まであきらめないのは、何も入学試験だけではない、
 ということだと思います。