オープンキャンパスの会場は、どこも熱気に溢れていて、普通に歩いているだけでワクワクするものです。でも、その雰囲気に飲まれて「楽しかった!」だけで終わらせてはもったいない。
大学の「リアルな姿」を見抜き、自分に本当に合っているかを確かめるためのチェックリストを用意しました。スマホにメモして、当日の相棒にしてくださいね。
【ステップ1】行く前の準備チェック
まずは出発前の「下調べ」です。ここを丁寧に行うことで、当日の収穫が3倍になります。
★事前予約の有無を確認したか?
最近は完全予約制や、体験授業が先着順の大学が増えています。早めのチェックが鉄則です。
★大学への「アクセス」をあらかじめ調べたか?
当日は一番楽なルートだけでなく、「自分が実際に毎日通うとしたら使うルート」で調べるのがポイント。
★絶対に聞きたい質問を3つ考えておいたか?
「留学支援は具体的にどんなものがある?」「ゼミの選考倍率は?」など、パンフレットを読んでも載っていない疑問をメモしておきましょう。
【ステップ2】当日の「現地」チェック
大学に着いたら、あなたの目は「受験生」であり「未来の大学生」です。以下のポイントを厳しくチェックしましょう。
① キャンパスの「リアルな雰囲気」
★在学生(先輩)の表情や雰囲気は自分に合いそうか?
案内してくれる先輩たちは、未来のあなたの姿です。「この人たちと一緒に学びたいか」を直感で感じてみてください。
★施設の「新しさ」ではなく「使いやすさ」はどうか?
キレイなメインビルだけでなく、図書館の自習スペースの席数、パソコン室の充実度、部活・サークルの部室棟など、日常的に使う場所ほどよく見ておきましょう。
② 授業・カリキュラムの「中身」
★模擬授業を受けてみて、知的好奇心が刺激されたか?
学部名だけで選ぶと危険です。「4年間この分野を学び続けたい!」と思えるか、自分の心に聞いてみてください。
★研究室やゼミの「実際の活動実績」はどうか?
教授や先輩に直接質問できるチャンス。「どんな卒論テーマが多いですか?」と聞くと、その学部の本質が見えます。
③ 生活・通学の「現実」
★駅からキャンパスまで、実際に歩いて何分かかるか?
「徒歩10分」と書いてあっても、実際は長い坂道だったり、大混雑で進まなかったりすることがあります。
★キャンパス周辺の環境(治安やお店)はどうか?
飲食店やコンビニ、書店など、放課後に過ごせそうな場所があるかも重要です。
【ステップ3】帰ってきた後の「比較」チェック
お家に帰ったら、記憶がフレッシュなうちに10分だけ振り返りの時間を持ちましょう。
★パンフレットの印象と、実際の印象の「ギャップ」を書き出したか?
★自分がその大学のキャンパスを歩いている姿が「ワクワク」と想像できるか?
★一番の収穫(お気に入りのポイントや、新しく知った事実)は何か?
このメモが、秋以降の「志望理由書」を書くときや、面接対策のとき、そして「どうしても勉強のやる気が出ないとき」の最強のお守りになります。
1つ上の裏ワザ:あえて「普通の平日」にも行ってみる
オープンキャンパスは、大学がお祭り用に最高のおめかしをしている状態です。もし可能なら、オープンキャンパスで気に入った大学の「普通の平日の昼休み」などに、キャンパスの外から、あるいは一般開放されているエリア(学食など)に少しだけ足を運んでみてください。 そこにある「飾らない日常の風景」こそが、あなたが4年間過ごす本当の環境です。
オープンキャンパスに行って「行きたい気持ち」が高まったら、そこからが本当の勝負。その熱量をそのまま、今日からの勉強のエネルギーに変えていきましょう。まずは今週末、チェックリストを片手に、未来のキャンパスへ一歩踏み出してみませんか?
