明日から2月を迎え、いよいよ受験シーズンが本格化します。
そこで、2026年度の大学入試における全体的な動向について述べていきます。
2026年度の入試では、国公立大学・私立大学ともに「安全志向」が強まり、慎重な出願が行われていることが大きな特徴です。
例えば、国公立大学では、志望者数において最難関大学の東京大学が減少傾向にあることから、難関大学や準難関大学へのランクダウンが予想されています。
第一関門である大学入学共通テストにおいては、予想平均点が前年度と比較して24~36点程度の減少が見込まれ、これが慎重な出願に影響を与えていると考えられます。
一方で、私立大学では共通テストを利用する方式の人気が依然として高く、私立大学全体の出願数は前年を上回るペースで推移しています。
特に上智大学の共通テスト利用方式では志願者数が31%増加したほか、芝浦工業大学では共通テスト利用方式で83%もの増加を記録しました。
この背景には、共通テスト利用方式の改編が影響しています。例えば、芝浦工業大学の場合、「情報」や「国語」を受験していなくても出願できる枠を設けたことで、志願者数の急増を招いた一因となっています。このように、受験科目の変更が志願倍率を大きく左右する要因となっています。
今年の受験は、例年に比べて慎重な出願傾向が強いものの、同時に受験生にとっては多様な選択肢や新しい出願方式が生まれていることも事実です。これからの入試に向けて、受験生一人一人が自分に合った戦略を立て、悔いのないよう全力を尽くすことを心より願っています!
