ライバルに勝って難関大学へ合格するために

2025年も夏が過ぎ、共通テストまで残り半年を切りました。受験生たちは、これまで以上に緊張感を高めながら日々の学習に取り組んでいる頃でしょう。最後の最後まで、諦めず全力で走り抜けてほしい――そう願っています。

さて、この時期、高1・高2の皆さんはどう過ごしているでしょうか?

高2の中には、「あと1年で受験」と意識し始めた人もいるかもしれません。ですが、高1はまだ受験が遠く感じられて、「まあそのうち…」と考えている人が多いのではないでしょうか。

本当にそれで大丈夫でしょうか?
「受験勉強は3年生からでも間に合う」という考え方は、今の入試環境において通用するのでしょうか?

結論から言えば、通用しません。

そもそも、高1・高2のうちから、どれくらい自学自習の時間を確保しているでしょうか?(授業時間は除いて考えます)

ある調査によると、平日に1時間も勉強していない生徒が6割以上。一方で、毎日2時間以上しっかり勉強している人も2割ほど存在します。

この差、1年間でどれほど広がるかを見てみましょう。

  • 1日30分の人:年間約180時間
  • 1日2時間の人:年間約730時間

その差は、なんと550時間にもなります。
これが2年間続けば、1,000時間以上の差に。

この差を、受験学年になってから一気に埋めるのは至難の業です。さらに言えば、東大・京大・早慶を目指すような人たちは、中学・高校の早い段階から積み重ねている人ばかり。スタートが遅れたままでは、差が開く一方です。

だからこそ必要なのが、「早めの積み重ね」です。

「高3になったら頑張る」ではなく、高1・高2の今こそが勝負です。この1年、あるいは半年で、受験の成功は決まると言っても過言ではありません。

「でも、何から始めればいいかわからない…」という人もいるでしょう。
そんな人には、ぜひ予備校を活用してほしいと思います。プロの講師が、やるべきこと・優先すべきことを明確にしてくれますし、同じ目標に向かって頑張る仲間の存在がモチベーションにもなります。

2025年、入試はますます多様化し、大学ごとの戦略が必要になっています。
だからこそ、「正しい方法で、早く始めた人」が強い。

古い常識に縛られず、いま行動を起こせるか。
それが、来年・再来年の合格を分ける分岐点です。

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