高1・高2生のみなさん。
高3生はいよいよ受験本番を迎えていますね。
みなさんも、1年後、2年後には受験を迎えることになります。
すでに志望大学の過去問や、共通テストの英語を見たことはありますか?
実際に見たことがある人は、長文の量や難しさに驚いたという人も多いのではないでしょうか。
「あと1年で、これが本当に解けるようになるの?」
そんな疑問を持った人に向けて、今回は英文が読めるようになるまでのプロセスを少し紹介します。
みなさんは、英単語だけでなく、なぜ英文法や英文構造を学んでいるのかを説明できますか?
「文法問題で点を取るため」と思っている人もいるかもしれません。
でも、文法や構文はすべて長文を読むための知識です。
例えば、英文の文頭に “When” が出てきたとします。
その瞬間、次に来る文の形を予想できますか?
英語の学習が進んでいる人であれば、
「When S’ V’, S V の構造になり、
『S’がV’する時、SがVする』という意味になる」
と、自然に思い浮かぶかもしれません。
そこまで即答できなくても、
接続詞の授業で「従属接続詞」としてこの形を習ったことを思い出した人も多いはずです。
When を見たときに文構造まで思い浮かべられた人は、
「『いつ』『時』って意味だ!」で止まってしまった人よりも、
英文を速く、正確に読むことができます。
さらに言えば、When を見て
「When ~?」という疑問文を思い浮かべた人も、決して間違いではありません。
ただし、文章の途中でいきなり
「いつ~ですか?」という疑問文が来る確率は、実はそれほど高くありません。
つまり、文中で “When ~” を見たときには、
- 「~する時、~する」という接続詞の構文
- 「いつ~ですか?」という疑問文
という優先順位で判断することになります。
英文をたくさん読んできた人であれば、
この①と②の文脈上の出現確率の差まで、感覚で分かるようになっています。
英文を読むということは、
このように頭の中に英語のデータベースを作っていくことです。
When のような基本的な単語だけでなく、
文法・構文・語法といったデータをどれだけ多く蓄積できるか。
そしてそれを、英文を読むときに無意識に使えるかが重要になります。
志望校の英文と本格的に向き合う過去問演習の時期、
高3生で言えば11月頃までには、
こうした「読むためのデータベース」をそろえておきたいところです。
文法の知識、構文の知識、
そして何より動詞の語法の知識。
それらをいかに早く知り、頭の中に整理し、
実際の読解で使えるようにするか。
英語は、すぐにできるようになる科目ではありません。
だからこそ、高1・高2のうちに、
まずは文法からしっかり学び直しておきましょう。
