2026年度から、英検の証明書について電子版(デジタル証明書)が導入される予定です。
これは、従来の紙の証明書と同じく、正式な証明書として使えるもので、英検協会が大学入試出願サービスを運営する「大学入試ASP」や「UCARO」と連携したことによって、受験生にとって大きなメリットになります。
※外部検定試験を使って大学入試に挑戦した受験者のうち、約90%が英検を利用しています!
これまでは、紙の証明書が届くのを待つ必要があり、追加で発行する場合には費用もかかり、試験のタイミングによっては使えないこともありました。
しかし、デジタル証明書が導入されることで、証明書が早く発行できるようになり、何校に提出しても追加費用はかからず、郵送の手間もなくなるので安心して手続きが進められます。
さらに、英検の合否が発表されたその日にデジタル証明書を発行し、そのまま大学に提出できるため、出願ギリギリまで挑戦することが可能です。より高い級やスコアを目指してチャレンジできる機会も広がります。
このように、英検のデジタル証明書によって受験生が英検をさらに活用しやすくなり、大学入試の準備が今まで以上にスムーズに進められることが期待されます。