大学入学共通テストの志願者数

大学入試センターより、2025年1月18日と19日に行われる「大学入学共通テスト」の志願者数の発表がありました。

志願者数は495,171人で、昨年より3,257人(0.7%↑)と増加傾向で、志願者数が50万人を下回ったのは昨年と同じでしたが、7年ぶりに増加しました。

現役生は425,968人で、昨年より6,434人(1.5%↑)と増加しましたが、卒業生(既卒者)は64,974人で、昨年より4.8%減少しました。

共通テスト全体の中で既卒者の割合は13.1%であり、6年連続減少傾向でした。一方で現役生の割合は86.0%となり、過去最高の志願者率でした。

共通テストの受験率は、ここ3年で92~93%となっており、センター試験(94~95%)よりやや低い傾向ではありました。

しかし、近年は私立大学で共通テストを利用する方式も選ぶ受験生が増えており、さらに国立大学の理系学部(工学や情報学系統など)の定員増加に伴い、受験率はますます上がっていくだろうと考えられます。

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