試験会場となる大学には教室に時計がない、あるいは隠されていることが多いです。それは何故でしょうか。
時計を設置しておくことで受験生がそれを正確な時間だと思い、
その時計が止まってしまった場合や数秒でもズレが生じるとクレームの対象になってしまう事例があったからです。
また、席によっては時計が見えなかったりすることもあるので
時間の経過を把握することが難しいからです。
そのために、受験時では自分の時計を持ってきて良いことになっています。
もちろん当日は試験監督の合図によって行われますが
どれだけの時間を消費しているのか分かるよう、自分で時計を持って行くことを強くお勧めします。
時計を選ぶ上での注意点として、計算機能が入っているものや
スマートウォッチ機能が備わっているような時計は持ち込み禁止となっていますので、時間が分かるだけの時計を用意しておくことです。
また、当日はマークシート式の場合でしたら、シャーペンよりも鉛筆を使用することをお勧めします。
黒塗りしたマークシートは最終的に自動で読み取れる機械に光を当てて、その反射でマークの有無の判別をしてくれます。
シャーペンの場合は鉛筆と異なり、マークを選んで消したつもりでも消し残しが生じてしまい、二重にマークを付けていると判断される可能性があるためです。
鉛筆の濃さについては、消したときに跡が残りにくいHBが一番良いです。