小論文の書き方 小論文は「読んだ人を納得させる文章」

大学入試で課される「小論文」とは何でしょうか?
多くの人がこれまで書いてきた作文と、小論文には大きな違いがあります。

  • 作文:自分が感じたことを自由に表現するもの
  • 小論文:根拠や理由を示し、論理的に読み手を納得させる文章

大学入試で小論文が課されるのは、論理的な文章を書く力=学問に取り組む素養があるかどうかを試すためです。

「主張と理由がつながっているか」「因果関係が明確か」「ツッコミどころがないか」
こうした点を意識することで、より説得力のある小論文を書くことができます。


📺 今回は「作文と小論文の違い」や「大学入試で求められる理由」を動画でまとめました。
ぜひご覧ください。

大学入試における「歩留まり率」とは

歩留まり率とは

聞きなれない言葉ですが重要なフレーズなので覚えておくと良いことがあります!
「歩留まり率」とは、合格した受験生のうち実際にその大学へ入学した割合を表すものです。
入試結果を読む際に、大学がどのような位置づけにあるのかを知るための大切な指標になります。


合格者数が定員より多い理由

私立大学の入試データを見ると、多くの大学では入学定員の数倍にあたる合格者を出しています。
大学によっては、定員の5倍もの合格者を出す場合もあります。

これは、併願受験が一般的であることを前提にしているためです。
複数の大学に合格した受験生は、最終的に第一志望の大学を選んで進学します。大学はその動きを見越して、最終的に定員を満たせるように多めに合格者を出しているのです。


計算方法の例

歩留まり率は、次の式で求められます。

歩留まり率(%)=入学者数÷合格者数×100

例:合格者が400人、そのうち実際に入学したのが200人の場合
200 ÷ 400 × 100 = 50%


歩留まり率から分かること

歩留まり率が高い大学ほど、第一志望として選ばれる割合が高い大学だといえます。
逆に、歩留まり率が低い大学は、併願校や「すべり止め」として選ばれることが多い傾向にあります。

一般的に、

  • 国立大学や難関私立大学 → 歩留まり率が高い
  • 中堅レベルの大学や抑えの受験校 → 定員の数倍の合格者を出す傾向が強い

となっています。


まとめ

この「歩留まり率」を知ることで、

  • その大学が受験生にとってどのような位置づけにあるのか
  • 第一志望として選ばれる可能性がどれくらい高いのか

を把握することができます。
受験校を考える際の参考材料として、ぜひご理解いただければと思います。

【イベント】きっかけフェア2025 地域でつながる不登校支援の輪

早稲田自由スクール主催「きっかけフェア2025」のご案内

学校に行きづらいと感じているお子さんや、子育てに悩んでいる保護者の方へ。 早稲田自由スクールが主催する「きっかけフェア2025」が、9月21日(日)に開催されます。

きっかけフェア2025 〜地域でつながる不登校支援の輪〜

日時: 2025年9月21日(日) 13:00〜16:00

場所: 早稲田自由スクール柏校 6階

参加費: 無料・入退場自由

事前申込: 不要

このフェアは、不登校や子育てのヒント、そして笑顔につながる体験型のイベントです。

ぜひお気軽にお越しください。

体験コーナーや、保護者の方の悩みを共有できるお話会など、盛りだくさんの内容です。

皆さまのご来場をお待ちしています。

お問い合わせ: 早稲田自由スクール 柏校

Tel: 04-7168-0061

Mail: kashiwa@fswaseda.jp

ホームページ: [早稲田自由スクール 柏校]

※駐車場はございません。当日は公共交通機関や近隣の有料駐車場をご利用ください。

※記載されている情報は、イベントの開催状況により変更となる場合がございます。最新情報は主催者までお問い合わせください。

8月の休館のお知らせ

いつも早稲田予備校西船橋校をご利用いただき、誠にありがとうございます。

休館日のお知らせ
下記の日程は休館日となり、自習室もご利用いただけません。

休館日:8月12日(火)~8月15日(金)
※東京本校にて高校3年生・高卒生向け「夏期英語力強化特訓 」を実施するため、西船橋校は閉館いたします。

ご利用を予定されていた皆様にはご不便をおかけしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

なお、上記以外の日程は通常通り自習室をご利用いただけます。

この夏の努力は必ず秋以降の力になります。
一日一日を大切に、自分の可能性を広げる夏にしていきましょう!

成績が上がる方程式は、実はとてもシンプルです。

それは、勉強の「量」 × 勉強の「質」

そしてこの両方を同時に手に入れるなら、予備校での集団指導という選択が最も合理的です。


個別指導では、時間も科目も限られがちです。たとえば1週間に1科目だけの指導で「成績が大きく伸びる」と考えるのは、現実的ではありません。また、塾によっては担当講師が毎回変わることで、なかなか学習リズムが整わず、モチベーションも安定しにくいという声も多く聞かれます。


■ プロ講師による「質の高い授業」

当校では、指導経験と実績を持つベテラン講師が、年間計画にもとづいた緻密なカリキュラムで授業を行います。ただ分かりやすいだけでなく、「今、なぜこれを学ぶのか」「どのように応用するのか」までを明確に示すことで、学びに向かう意欲を自然に引き出します。


■ 周囲の刺激で「学習量」も自然に増える

集団指導の大きな魅力の一つが「仲間の存在」です。同じ目標を持った生徒たちと一緒に学ぶことで、緊張感と刺激が生まれ、自然と自主学習への意欲も高まります。講師は授業の中で学習計画や自主学習の指導も行うため、「授業だけで終わらない」学びがここにはあります。


■ 「好きな先生に褒められたい」が、最大のモチベーション

実は成績向上において最も重要なのは、「本人のやる気」です。
そしてその原動力の多くは、「好きな先生に褒められたい」「応援してくれる先生の期待に応えたい」という気持ちから来ています。

早稲田予備校では、教科力だけでなく「人間力」も備えた講師をそろえています。生徒との信頼関係を大切にし、授業の場を「ただ教える」時間ではなく、「一緒に目標に向かう」時間へと変えています。


■ 成績も、やる気も、学ぶ姿勢も育てる——それが集団指導

「もっと頑張りたい」
「先生みたいに論理的に考えたい」
「友達と一緒に成長したい」

そう思える環境が、ここにあります。

「個別か集団か」で迷っている方ほど、一度、私たちの授業を見てみてください。
成績が上がる理由が、きっとわかります。

「リスニングが苦手…」を抜け出す3つのステップ― 英語が聞けるようになるために ―

「英語、苦手なんです」そんな相談を受けると、かなりの確率で返ってくるのが「特にリスニングが苦手で…」という声。

英語学習においてリスニングは、なかなか上達を実感しにくい分野です。
でも、「苦手」には必ず理由があり、それぞれに対策があります。

この記事では、リスニングが苦手な人に共通して見られる“3つの弱点”と、その克服方法について紹介します。
「聞けるようになりたい」人は、まず自分の弱点がどこにあるかを知るところから始めましょう。


弱点① 音声を正確に聞き取れない

→ 対策:「英語の音」はカタカナ英語とは別物と意識する

英語が聞き取れないという人の多くは、そもそも英単語の発音を正しく覚えていないことがあります。
日本語の中にある“カタカナ英語”の影響で、実際の英語の音とのズレが生まれてしまうのです。

たとえば「restaurant」は「レストラン」ではなく、「レストゥラン」に近い発音です。
こうした発音の違いを知らずにいれば、当然リスニングでその単語が出てきても聞き取れません。

また、単語の意味は分かっていても、自分が間違った音で覚えていると、音声として流れてきたときに“知らない単語”のように感じてしまいます。

対策のポイント:

  • 単語学習の際には、発音記号と音声をセットで確認する
  • 発音に違和感がある単語は、その場で修正して自分の声で言ってみる
  • アプリや辞書を活用して、ネイティブの音と自分の音を比べてみる

まずは、「正しく聞き取れるように、正しく覚える」ことが第一歩です。


弱点② 知っているはずの単語が、音で出ると分からない

→ 対策:「読む語彙」と「聞く語彙」は別物と理解する

「この単語、見たらわかるのに、聞いたら分からなかった…」
こんな経験はありませんか? 

これは、“読むための語彙”と“聞くための語彙”の間にギャップがあることが原因です。
単語は知っていても、その音と意味が頭の中でつながっていない状態なのです。

このギャップを埋めるには、音声付き教材を活用して語彙を学ぶことが効果的です。
単語帳や例文を使う際にも、音声を聞いて「音 → 意味」という反応を鍛えることが大切です。

対策のポイント:

  • 単語学習は音声を聞きながら行う(例:英単語アプリ、CD付き教材など)
  • 意味がすぐに思い浮かばない単語は、繰り返し“音から”練習
  • 英語→日本語の変換スピードを意識してトレーニング

「音で聞いた瞬間に意味が浮かぶ」状態になって初めて、その単語はリスニングで使える語彙になります。


弱点③ 英文の意味をリアルタイムで処理できない

→ 対策:「全部理解しよう」とする完璧主義を手放す

リスニングのとき、頭の中で日本語に訳しながら聞いていませんか?
その結果、「いまの文、なんだっけ?」と考えている間に次の文が流れてしまい、どんどん分からなくなる。
これはリスニング学習者にとても多い悩みです。

この原因は、「全部を理解しなければならない」という完璧主義
でも実際のリスニングでは、要点さえ押さえられればOKという場面も多いのです。

話の内容全体をつかむことを目的とし、「理解できなかった1文」に引っ張られない訓練が大切です。

対策のポイント:

  • ディクテーション(書き取り)で聞き取れない部分を把握
  • シャドーイングで、訳さずそのまま英語の語順で理解する練習
  • 一語一句にこだわらず、話の流れやキーワードに注目

「すべて理解しよう」から「要点をつかもう」への意識の切り替えが、聞き取れる人への第一歩になります。


まとめ:リスニングの“3つの壁”を超えるために

リスニング力を伸ばすには、以下の3つの力をバランスよく鍛えることが必要です。

  1. 正しい音を覚える力(発音を理解する)
  2. 音から意味を瞬時に取り出す力(語彙の音声認識)
  3. 流れの中で要点をつかむ力(全体理解)

どれか一つではなく、この3つが組み合わさって初めて、英語を「聞ける」ようになります。

「聞けない=センスがない」と思う必要はありません。
ただやみくもに音声を聞くだけではなく、弱点を見極めて、正しい練習を積み重ねることが大切です。

英語が“音”として自然に入ってくるその日まで、焦らず一歩ずつ、続けていきましょう。

【もしかして「車輪の再発明」していませんか?】

――予備校で学ぶ「正しい勉強法」の価値とは――

プログラミングの世界には「車輪の再発明」という言葉があります。
これは、すでに便利な道具があるのに、それを知らずに一から作り直すことを指します。
時間も労力もかかるうえに、結果として最適なものにならないことが多い。
つまり、「無駄が多く、効率が悪い」ということです。

これ、実は勉強でもまったく同じことが起きているのをご存じですか?


独学は尊い。でも、遠回りにもなりうる。

受験勉強において、「何を、いつ、どうやって学ぶか」は合否を分ける大きな要素です。
しかし、自己流でやっていると、気づかないうちに非効率な方法を続けていたり、本来なら優先すべきポイントを見落としていたりします。

たとえば、英単語の暗記。やみくもに単語帳を読んでいませんか?
数学の問題演習。なんとなく問題集を順番に解いていませんか?
これらはまさに、「車輪の再発明」のようなもの。
すでに多くの先輩たちが「このやり方が合格につながる」と実証してきた学習法があるにもかかわらず、それを知らずにゼロから試行錯誤してしまっている状態です。


正しい「道具」を使えば、前に進むスピードは格段に上がる。

早稲田予備校では、合格へとつながる「最適な学習法」を、各教科ごとに体系立てて指導しています。
さらに、生徒一人ひとりの状況に応じた
計画の立て方や優先順位のつけ方、そして定着を図る復習法まで含めて、受験のプロが全力でサポートします。

つまり、あなたがこれから受験に向けて走り出すなら、
まずは「正しく回る車輪」を手に入れることが、最も効率的で賢いやり方なのです。


「もっと早く知っていれば…」と言わせたくない。

これまでに多くの生徒が、「自己流では限界を感じていた」と言って入会してきました。
そして口をそろえて言います。
「もっと早く、予備校で勉強のやり方を学んでおけばよかった」と。

私たちは、その「もっと早く」のタイミングを、今だと信じています。


💬 勉強は努力だけでなく、戦略も大事です。
その戦略は、すでに存在しています。
「車輪の再発明」はやめて、最短ルートで合格へ向かいませんか?

📌 個別相談・体験授業はいつでも受付中です。お気軽にご相談ください。

【英検×高校生】合格が進学・将来に直結する理由

高校生が英検を取るべき5つの理由!
「英検って本当に意味あるの?」って、誰しも一度は思うことかもしれません。英検はただの資格じゃなく、あなたの未来を開く“パスポート”です。この記事を読み終わったとき、きっと「ちょっと頑張ってみようかな」って思えるはず!

① 大学受験が有利になる!
英検を取得しておくことで、大学入試に有利になります!

例えば、「英語試験免除」や「加点」がもらえる大学も多数!例えば、入試方式によっては英語試験が免除されることがあります。「1科目分の負担が減る」ことで、英語以外の科目の対策に注力できたりと、メリットがたくさんあります!

② 英語の4技能が自然に伸びる!
「読む・聞く・話す・書く」、これらのスキルって全部必要ってわかってても、なかなかバランスよく勉強できないですよね。英検はその4技能をバランスよく対策する必要があるから、結果的に“オールラウンド”な英語力が身につくんです。

特にリスニングが苦手な人でも、勉強を続けるうちに「なんとなく耳が慣れてきたかも…!」って瞬間があります。そして気づけば英作文やスピーキングの力もついてきて、「あれ、自分の英語力上がってない?」って実感できるようになります。

③ 合格の瞬間は最高に自信がつく!
合格通知を受け取った瞬間の感動、想像できますか?「やった!努力が報われた!」っていう達成感は、何にも代えがたいものです。その経験は、どんなことにも挑戦できる「自信」につながります。

そしてその資格は、将来の就職や留学のときにも大きな武器になります。まさに“一生モノ”です。

④ 留学や特別プログラムのチャンスが広がる!
「〇級以上が条件」という留学プログラムや交換留学、学校主催の海外研修は意外と多いんです。

もし、「せっかくのチャンスを逃した…」なんて経験は避けたいですよね。英検を持っているだけで「次の挑戦に備えて準備万端!」という気持ちで臨めます。そして、「海外で学びたい!」という夢も、少しずつ現実に近づいていきます。

⑤ 英語がもっと楽しくなる!
英検の勉強をしていると、映画や洋楽、ニュースの英語がふと耳に入ったとき、「あ、これ知ってる単語だ!」とか「このフレーズ覚えた!」っていう瞬間が増えてきます。

そうなると、英語を“勉強”としてだけじゃなく、“楽しみ”に変えられるようになります。「知っているフレーズが増える」って、ほんの少しのことだけど、勉強においてはめちゃくちゃ大事なことなんです。

早稲田予備校西船橋校では、英検キャンプを実施しています!
月額料金(2,980円)
いつ始めても・いつやめても自由・試験日にあわせて始められる
教室に来てテキストを解くだけのシンプルさ
質問対応なし、気軽に取り組める! 定員なし!
おすすめの人:英検合格を目指す高校生で集中できる環境がほしい人、自分のペースで勉強したい人
メリット 低価格で手軽に英検対策
使用教材:専用テキストを配布
テキストを解き進めるだけで効率的に合格に近づく仕組み!

2学期は9/5(金)から始まります!
この機会にぜひチャレンジしてみてください。お待ちしています!

大学入学共通テストについて②

前回の続きです!

7/1(火)より大学入学共通テストの出願サイトが開設されました。

志願者は、出願サイトにアカウントを登録してマイページを作成します。その他、出願内容の登録・確認や受験票の取得など、出願に関わるすべての手続きをこのマイページで行います。マイページ作成期間は10月3日までとなっていますので、

大学入学共通テストの受験を考えている方は、早めにアカウントやマイページを作成しましょう!

ライバルに勝って難関大学へ合格するために

2025年も夏が過ぎ、共通テストまで残り半年を切りました。受験生たちは、これまで以上に緊張感を高めながら日々の学習に取り組んでいる頃でしょう。最後の最後まで、諦めず全力で走り抜けてほしい――そう願っています。

さて、この時期、高1・高2の皆さんはどう過ごしているでしょうか?

高2の中には、「あと1年で受験」と意識し始めた人もいるかもしれません。ですが、高1はまだ受験が遠く感じられて、「まあそのうち…」と考えている人が多いのではないでしょうか。

本当にそれで大丈夫でしょうか?
「受験勉強は3年生からでも間に合う」という考え方は、今の入試環境において通用するのでしょうか?

結論から言えば、通用しません。

そもそも、高1・高2のうちから、どれくらい自学自習の時間を確保しているでしょうか?(授業時間は除いて考えます)

ある調査によると、平日に1時間も勉強していない生徒が6割以上。一方で、毎日2時間以上しっかり勉強している人も2割ほど存在します。

この差、1年間でどれほど広がるかを見てみましょう。

  • 1日30分の人:年間約180時間
  • 1日2時間の人:年間約730時間

その差は、なんと550時間にもなります。
これが2年間続けば、1,000時間以上の差に。

この差を、受験学年になってから一気に埋めるのは至難の業です。さらに言えば、東大・京大・早慶を目指すような人たちは、中学・高校の早い段階から積み重ねている人ばかり。スタートが遅れたままでは、差が開く一方です。

だからこそ必要なのが、「早めの積み重ね」です。

「高3になったら頑張る」ではなく、高1・高2の今こそが勝負です。この1年、あるいは半年で、受験の成功は決まると言っても過言ではありません。

「でも、何から始めればいいかわからない…」という人もいるでしょう。
そんな人には、ぜひ予備校を活用してほしいと思います。プロの講師が、やるべきこと・優先すべきことを明確にしてくれますし、同じ目標に向かって頑張る仲間の存在がモチベーションにもなります。

2025年、入試はますます多様化し、大学ごとの戦略が必要になっています。
だからこそ、「正しい方法で、早く始めた人」が強い。

古い常識に縛られず、いま行動を起こせるか。
それが、来年・再来年の合格を分ける分岐点です。