【再掲】2023年度早稲田大学「教育学部」入試結果の深掘り分析 -新しい方式とそれがもたらした影響

こんにちは!早稲田大学入試情報シリーズの第3弾、今回は教育学部の結果分析に挑戦します。2023年度は特に注目すべき変更がありましたので、それを踏まえてデータを読み解きましょう。

まず、2023年度から共通テスト(共テ)を利用する新しいC方式・D方式が導入されました。これにより、従来のA方式の「政治経済」とB方式の「生物」「地学」は受験科目からなくなりました。全体の志願者数は13,229人となり、前年度の14,508人からは減少しましたが、新方式の影響を受けたと考えられます。

新たに導入されたC方式・D方式の志願者数は921人で、全体と比べると少なめです。特に注目すべきは、生物学専修はC・D方式のみの入試となったにも関わらず、志願者数は前年よりも減少したという点です。実質倍率も前年度より低くなりました。これは新しい試験方式への移行期間とも言えるでしょう。

合格者は全体で2,002人となり、これは前年度の1,885人よりも増加しています。補欠繰上げは94人で、前年度の248人から減少しています。これらから、新方式が志願者数や合格者数に影響を与えたことが見て取れます。

一方、旧方式であるA・B方式について見ると、初等教育学専攻の倍率が急上昇している一方、国語国文・英語英文の倍率が下降傾向にあるという結果が出ています。地歴専修と公共市民では、一定の周期性が見られます。

新方式のC・Dについては、比較的低い倍率を示していますが、これは新たに導入された方式のため、受験者数の変動や合格者数の増加が大きく影響していると考えられます。

ちなみに、教育学部は文系、理系そして外国語を含め幅広く講義が行われています。教育学部の教育学科という括りではなく、国語を学びたいなら国語国文学科、社会を学びたいなら社会科・・・と専門的な知識を究めることができます。

今後の入試改革の影響を見る上でも、2023年度の結果分析は興味深いものになりました。次回も早稲田大学の入試情報をお伝えしますので、お楽しみに!

【再掲】2024年大学共通テスト数学攻略ポイント!注意が必要な出題トピックス

皆さん、こんにちは!早稲田予備校西船橋校の受験アドバイザーです。

今回は2024年の大学共通テストの数学の出題傾向をご紹介しますね!

まず、全体的には2023年と比べて、難易度は大きく変わらないと予想されます。でも、少し注目してほしいのが数学ⅡB。こちらは、ちょっと難しくなるかもしれませんよ。

また、日常生活を数学の問題に置き換えるようなタイプ、聞いたことありますか?

これは共通テストの目玉として毎年出題されているので、2024年もしっかりと対策しておきたいところですね。

さらに、数学Ⅰ・Aの「集合と論証」分野にも目を向けてください。この分野の問題だけでなく、「数と式」や「2次関数」を取り入れた融合問題も出題される可能性が高いですよ。数学Ⅱ・Bでは、特に積分法の部分で難易度の高い問題が出ることも予想されますので、しっかりと対策をお願いします!

皆さん、受験は大変ですが、しっかりと対策をして自信を持って臨んでくださいね。私たちアドバイザーも全力でサポートします!頑張りましょう!

試験で気をつけること

共通テストまで残り10日を切りましたが、試験に臨むにあたって注意すべき点を以下、まとめました。

注意事項と設問の確認

問題冊子が配られたら表紙に記載されている注意事項を必ず確認してください。内容がいつもと同じように思えても、重要な変更があるかもしれません。また、一つの冊子に複数の科目が含まれている場合、それぞれの科目が異なるページに掲載されていることがありますので、しっかりとチェックしてから解きましょう。

さらに、各問題が何を求めているのかを理解するために、問題文を熟読してから解答に取り掛かってください。問題を記号で答えるのか、用語で記入するのかしっかり確認を。

時間の管理を行う

試験で合格するためには、制限時間内にどれだけ多くの問題を解けるかが重要です。分からない問題に時間をかけすぎるのは効率が悪いです。そのような問題は一旦飛ばし、次の問題に進む柔軟さを持ちましょう。

また、試験会場には時計がないことが多いです。これは、時計の故障やズレに対する会場側の責任を避けるためです。そのため、受験生は時計を持参することが許可されています。ただし、持ち込む時計は時間を確認するためのものに限ります。スマートウォッチのような多機能な時計は使用禁止ですので注意してください。

健康管理はしっかりと

試験当日、体調を崩しては元も子もありません。1日3回の食事を摂る、睡眠時間をしっかり確保しておくなど工夫が必要です。また、試験会場が寒い、あるいは熱いこともあるので、脱ぎ着できる服を持っていくと良いです。

試験会場を調べる

「受験票は届いているけど、試験会場をチェックしていない」という方、要注意です。

特に広い大学では、キャンパス内の移動に時間が掛かることが想定されるので、余裕をもって行くようにし、受験者の多い大学は駅から向かうにも入場規制がかけられて思うように進まないこともあるようですので、早め早めの行動を心がけましょう。

【再掲】2023年度早稲田大学「法学部」入試結果分析 – 数字から見えるトレンドと展望

こんにちは、早稲田大学の入試情報を取り上げる第2弾となります。今回は2023年度の法学部の結果を紐解いてみましょう。過去4年間の数字を比較して、トレンドとその背後にある要因を見ていきます。

全体の志願者数は6,616人で、前年の6,651人から微減しました。これは大きな変動ではありませんが、一般入試の受験者が4,780人と増加し、共通テスト(共テ)の受験者が1,836人と減少したことが影響していると考えられます。法学部の入試制度に大きな変更はなかったので、このような比較的安定した推移は予想されていました。

一般入試の実質倍率は5.3倍となり、前年度の4.8倍から増加しました。しかし、合格者数は811人と前年の754人よりも増えています。補欠繰上が0人という結果は、前年度の112人から大きく減少しており、合格者が予定通り入学していることを示しています。

一方、共テの実質倍率は3.6倍と、前年度の3.5倍からわずかに増えています。しかし、合格者数は510人と前年度の550人よりも減少しています。

これらの結果を見て、法学部の実質倍率が高まっている一方で、合格者数も増加傾向にあることが分かります。

法学部は時代の変化に適応し主体的に活動し、法的思考をもって物事を考えていきます。

それぞれ3つのコースに分かれており

・司法・法律専門職(法曹(弁護士など)や法律専門職(司法書士)志望など)

・企業・渉外法務

・国際・公共政策(国家公務員、地方公務員志望など)

と将来の進路や目的に合わせて履修することができます。

次回も引き続き早稲田大学の入試情報をお伝えしますので、お見逃しなく!

【再掲】2023年度早稲田大学「政治経済学部」入試結果分析 – 数字が語る軌跡とトレンド

こんにちは!

今回は、2023年度の早稲田大学政治経済学部の入試結果について詳しく見ていきましょう!

2020年から2023年までのデータを比較することで、変化の趨勢を理解することができます。

一般選抜、共通テスト(共テ)入試を併せた全体の応募者数は、2020年度の7,881人から大幅に減少し、2023年度は5,209人となりました。

減少の要因として一般選抜において、2021年度より3教科型の入試から「総合問題」へ変更し、共通テスト(共テ)の受験が必須となり、数学ⅠAを含む新しい形式を導入した影響が大きいと思われます。

その結果、一般選抜の受験者は 2,866人と、前年の2,901人からわずかに減少しました。 一方で、共テの受験者は2,343人と、前年の1,971人から増加しました。

また、募集人員については2020年は525人から、2021年以降は350人に減員されたにも関わらず、合格者数は増加傾向にあり、2023年度も1394人と増加しました。

ここから分かることは、入試形式の変更や募集人員の削減にもかかわらず、合格者数は増え、想定通りの生徒が入学していることです。早稲田大学政治経済学部の進化と変動を追い続けるためには、これらのデータが重要な鍵となります。

政治経済学部ではグローバルな視点と幅広い知識が求められます。志望される方は社会で問題視されている出来事に関心を持ち始めましょう。 総合問題の中にも現代の政治・経済分野の問題や数学的発想が求められる問題も出題されるので、内容をしっかり理解するためには基本的な知識が欠かせないのです。

今後も情報をアップデートしていきますので、お見逃しなく!

2023冬の生徒応援キャンペーン

早稲田予備校 西船橋校では、この冬から第一志望合格を目指すみなさんための特別なキャンペーンをご用意しています。

この冬、初めて早稲田予備校の冬期講習を受講する方は「冬の生徒応援キャンペーン」として『3講座 』無料でご受講いただけます

ぜひこの機会に入試で必要な科目を全てご体験ください。

冬期講習から第一志望合格へ十分な対策を始めましょう!

授業内容や時間割につきましては、お電話、LINE、メールにてお問い合わせください。

TEL:047-431-5959

LINE ID: @pvx9412a

MAIL:nishifuna@waseyobi.jp

高校2年生 冬休みお勧めの勉強法

高校2年生の冬休みは、大学受験の準備にとって重要な時期です。この時期は、特に早稲田大学などの難関私立大学を目指す生徒にとって、大学入試までの1年間のカウントダウンが始まる時点です。そこで、冬休みからいっそう本格的に受験勉強をスタートすることが推奨されています。

特に、英語と数学、そして国語の3科目に重点を置くべきです。英語と数学は、基礎から応用に向けて徐々に学習を積み上げていく必要がある科目であり、理解が進まない部分を放置してしまうと、後での学習が困難になります。英語は文系、理系を問わず重要で、理系生徒にとって数学は特に大学入試で重視される科目です。これらの科目が苦手な生徒は、入試で不利になる可能性が高いです。

高校2年生の冬休みにおける英語学習の目標は、単語と文法の基礎固めにあります。大学入試では、特に長文読解が重要で、多くの大学で出題されており、試験全体のウェイトも大きいです。しかし、単語や文法の基礎が不足していると、長文を正確に理解することは困難です。これらの基礎知識はリスニングや英作文にも影響するため、冬休みにはこれらの基礎をしっかり固めることが必要です。

単語学習では、受験レベルの単語帳を活用し、一通りインプットすることが大切です。さまざまなレベルに対応した単語帳があるので、自分に合ったものを選びましょう。暗記には「サイクル法」が効果的です。これは「毎日少数の単語を完璧に覚える」のではなく、「毎日多数の単語にざっと目を通す」方法です。この方法で、記憶に残る単語が徐々に増え、効率的に覚えることができます。

文法に関しては、参考書を使って知識を得た後、問題演習を行うことが重要です。文法の参考書や問題集も、レベルに応じたものがあるので、自分に適したものを選び、効率的に学習しましょう。

英語が得意な生徒は、長文読解の勉強もおすすめです。1日に2題程度から始め、徐々に長い文章を読む習慣をつけることで、長文読解のスキルを高めることができます。このようにして、長期的な学習プランを組むことで、大学入試に向けて効果的に準備を進めることが可能になります。

理系生徒は、冬休みに数学I・A・II・Bを、文系生徒で国公立大学を目指す場合は数学I・A、場合によってはII・Bまでを勉強することが推奨されています。大学入学共通テストの数学では、基本的な理解があれば高得点を取ることも十分に可能です。

数学が苦手な生徒は、まずは基本的な問題が解けるレベルを目指すべきです。教科書にある公式をしっかり覚え、例題を通して解き方を確認しましょう。基本問題を解けるようになったら、問題集を使って類似の問題に多く取り組んでください。間違った箇所は解説を入念に読み、理解を深めた上で再度挑戦することが大切です。

このようにして、理系、文系に関わらず、数学の基礎から応用まで幅広くカバーすることで、大学入試に向けた準備を整えることができます。計画的に学習を進め、自分の弱点を克服しながら理解を深めていくことが重要です。

国語、特に現代文の読解力向上は、短期間で達成するのが難しい科目です。積み上げ式の科目ではないものの、一定の理解と練習が必要であり、長期的な学習計画が必要とされます。そのため、高校2年生の冬休みは、これらの科目に重点を置いて勉強することが推奨されます。

現代文の読解においては、問題の答えが文章中に含まれていることが多いです。文章全体の筆者の主張を理解するためには、段落ごとのトピックを見極めることが重要です。トピックは、特に段落の最初や最後に記されていることが多いです。したがって、段落におけるトピックを意識しながら文章を読む練習をすることが効果的です。

また、入試で記述問題が出題される場合、文章を50字から100字程度で要約する練習も有効です。これは読解力だけでなく、要点を的確に把握し、簡潔に表現する能力も身につけることができます。このような練習を積むことで、現代文の読解力を高めるとともに、記述問題への対応力も強化されます。

国語の勉強は、英語や数学のように明確な公式や解法がないため、文章理解の深化と表現力の向上が求められます。冬休みは、これらのスキルをじっくりと培う良い機会です。計画的に取り組むことで、国語の力をしっかりと養うことができるでしょう。

この時期に勉強を始めることで、大学入試本番に向けて十分な準備ができるようになります。早めに計画を立て、効率的な勉強方法を選択することが重要です。これにより、難関大学への合格に向けた基盤をしっかりと築くことができるでしょう。



高校1年生 冬休みお勧めの勉強法 英語編

冬休みは高校生にとって重要な時期ですが、通常は2週間程度と短いです。この限られた時間を最大限に活用するためには、学習計画を効率的に立てることが重要です。

特に、英語の学習においては基礎力が非常に大切です。大学入試では、長文読解の出題が多く見られますが、大前提として英語の基礎知識が不可欠です。

英語の基礎をしっかり固めるためには、まず単語と英文法の学習に焦点を当てることが効果的です。これらの基本的な要素は、リスニングや英作文を含むあらゆる分野の土台となります。単語は英語の構造を理解するための基石であり、英文法は言語のルールを知る上で不可欠です。

冬休みに取り組むべき英語の学習計画として、まずはこれまで学んだ英文法の単元を復習し、理解が不十分な部分を明確にします。その後、参考書を使用して新しい単語や文法規則を学び、続いて問題集で演習を行います。この問題演習は、新たに学んだ知識を実践的な形で定着させるのに役立ちます。

計画的に学習することで、短い休みの間にも効率的に英語の基礎力を高めることができます。英語の学習は、長期的な目標に向けての一歩として、冬休みに特に集中して取り組むべき分野の一つです。このようにして、限られた時間の中で最大限の学習効果を得ることができるでしょう。

大学祭に行ってみよう!(千葉大学祭のレビューから)

10月~11月は多くの大学で大学祭、学園祭が開かれています。

高校の文化祭にあたるような楽しい行事で、様々な出店や演劇・ライブ・演武・パフォーマンスといったサークル活動の結晶から研究の発表といったアカデミックなものまで幅広く公開されます。有名人、芸能人の講演があったりとかも…

大学祭中は、大学生はもちろん一般の方も大勢参加されるので、お祭り気分で大学を巡れること間違いなしです。普段の大学には入りにくい、オープンキャンパスなど真面目な雰囲気の中では敷居が高い、そう思う方も、大学祭ではおいしい食べ物や楽しいパフォーマンスを見て過ごせばいいので気軽に大学を見てまわれます!

実際に校舎に入ってみて研究室や体育施設、庭園などを見れば、その大学の雰囲気や活動が想像できます。また楽しそうな在学生たちを見れば、自分の大学生活もイメージできるはずです。志望校を決めかねている高1、高2生の志望校決定に役立つこと間違いないですし、受験を迎える間際の自分の体力と精神力との闘いをしている高3生にもリフレッシュとモチベーションアップにもなる良い機会です。

パンフレットやホームページでは分からない生の大学に触れる良い機会です。ぜひ足を運んでみてください。行きそびれた方は来年挑戦してみましょう!

このブログを書いている私も実際に11月4日千葉大学の大学祭に参加してきました。

千葉大学は首都圏の難関国立大学の一つで、地元千葉での人気はもちろん、首都圏や関西、沖縄まで全国から学生が集まります。また西千葉キャンパスは、西千葉駅の目の前。広さは東京ドーム8個分ある広大な敷地を誇ります。

大学祭では銀杏並木沿いに出店がずらりと並び、焼き鳥やわたあめ等定番ものからパイアイスといった珍しいものまで、またストラックアウトのような企画のテントもありました。

「かたらいの森」と呼ばれる緑豊かな広場ではステージ企画では、ロックライブや、チアダンスのパフォーマンスなどに人だかりができていて生協前のパフォーマンスではジャグリングや合気道など、大学サークルならではのなかなか見ることのできないものもありました。

理学部棟では、魚やイモリなど珍しい水生生物の展示や、大きな水槽をつかった流体力学の展示まで幅広く行われていました。文系の私には難しい展示でしたが、目を輝かせてみていた小学生も印象的でした。

以下のURLで千葉大学のキャンパスの紹介もあるので、ぜひご覧ください!

広さは東京ドーム8個分!緑豊かな西千葉キャンパスの魅力に迫る <キャンパスツアー体験 第1弾> | ちばだいプレス (chiba-u.jp)

千葉大学は10学部をもつ総合大学で、全国に唯一ある園芸学部や、2016年度に新設され国立大学で初めての国際教養学部、また2024年度に新設される情報データサイエンス学部など幅広く学問を学べることが特徴です。工学部、文学部では学科制からコース制に移行し、教養科目(「普遍科目」と呼ばれます)が充実していて、同じ学系の中でも興味のある学問に手を付けることができます。また、2020年度から多くの学部で全員が留学したりと留学に力を入れている大学としても有名で、多くの留学ブログラムがあります。

ぜひ県内最高の国立大学に挑戦してみてはいかがでしょうか?