暗記の効率をよくするには
受験において、暗記は受験勉強の大半を占めることになると思います。
そのためには、計画的な繰り返しが絶対必要です。繰り返しが大事だということは皆さんもわかっていると思いますが、計画的に実行できている人は少ないと思います。
思い立った時に繰り返すのではダメです。
私の場合は「翌日」「3日後」「1週間後」の3回繰り返し、1つの暗記事項に対して最低でも4回は暗記する時間を設けるようにしていました。
少しずつ間隔を延ばして繰り返し暗記をすることで効率的に覚えることができます。また、英単語や古文単語の小テストを受けるときは、初めて暗記した日以降に受けるようにしていました。
なかなか覚えられないという人はぜひ計画的に繰り返すことを意識してみてください。
志望学部を決めるとき
皆さんは自分の中で、漠然とでも、○○学部に行きたい!という気持ちがあると思います。しかし、願書を提出する時期になると、真剣に受験学部についてかんがえなければならなくなります。
自分の行きたい「学部」を受けるのが一番だが、それでもし落ちた時に、違う学部で出願すればよかったと思うかもしれない、などと考えました。
さらに、教育学部の出願では、どの「学科」に出願するかでも迷いました。私は、自分の行きたい学科は○○だが、合格最低点は高い、などで大変迷いました。
結果として、行きたい学科よりも、早稲田に入ることに重きをおいて学科を選択しました。そして、今現在その学科に通っています。
合格した時は、心の底からよかった!と思いました。しかし、いざ大学に通ってみると、私の学びたかったことはこれなのかな?と感じることがあります。早稲田大学は、ほかの学部の授業もとることができるので、好きなことを学ぶことはできますが、必修授業やゼミからは逃げられません。
みなさん、願書提出の時には、学部や学科で迷うことがあると思います。行きたいのはその大学なのか?学部なのか?大学に合格した後はどうしたいのか?深く考えてみる良い機会だと思います。ぜひ私の経験も参考にしてみてください。
法学部ってどんな勉強をするの?
早稲田大学法学部の1年です。
今回は法学部での具体的な勉強内容について書いていきたいと思います。私は法学部に入るまでは法律を暗記する学部だと思っていましたが、実際は違いました。
実際は、例えば刑法であれば、発生した事件において、有罪であるのか無罪であるのか、また有罪であった場合何罪が適用されるのかというようなことを考えます。具体例を挙げると、他人の車に持ち主の了承を得ずに火を放った場合、この場合は基本的に有罪となりますが、放火罪または器物損壊罪のどちらが適用されるのかといった感じです。同じ行動をしても周囲の状況などの様々な要因によって罪名は変わります。
法律を覚えるというよりも、どの法律を適用するのか考えるといった感じです。また、正解がない場合も多く、自分の採用する見解によって有罪か無罪かということすらも変わってくる場合もあります。このように、自分の受験する学部が具体的にどのようなことを学ぶ学部なのかということを一度調べてみるといいと思います。
前置詞の本①
「動詞+前置詞の熟語」(句動詞)が苦手な人は多いと思います。
前置詞ひとつひとつの意味やイメージをきちんと理解できると句動詞が頭に入ってきやすなります。
そんな前置詞本がたくさん出ていますので、何回かに分けてオススメをご紹介!
今回は刀祢雅彦さんの『前置詞がわかれば英語がわかる』(ジャパンタイムズ)です。

前置詞本の多くは、漠然としたイメージ・イラストに頼りがちだったり、
前置詞の用例ごとに例文を並べただけに近かったりするのですが、
この本は論理的な説明がたくさんあり、納得しながら読み進められるのが特徴です。
レベル的にも受験生にぴったりのレベルで書かれていますので、
あわてず順を追って読んでいけば理解できるはず。(高1生・高2生にはちょっと難しいかも)
起床時間を固定しよう!
夜遅くまで勉強している受験生にとって、朝起きることが大変な時もあるでしょう。私もそんなことがありました。そんな受験生たちにおススメしたいのが、起床時間を固定することです。
無理せず必ず続けられる時間を設定することがポイントです。「4時起きる!」と決めても一体いつまで続けられるでしょうか?
私は、夏までは6時、冬は7時と決めていました。携帯のアラームのタイトルには「早大合格・起床最後通牒」と名付け、アラームとともに表示させるようにしていました。受験から3年がたった今でも、私の携帯には「6時、早大合格・起床最後通牒」のアラームが残っています。たまに早起きするときに、思い出しては懐かしい気持ちに浸っています。