ノーはノーという脳の話

本日の高卒生ホームルームでは
暗記の方法や脳のしくみについて
簡単にお話ししました。

暗記力・記憶力の優劣で出来栄えが決まるのではなく、

やり方とモチベーションの持ち方が大切、という話をしました。

暗記という動作は、今ある知識の体系に
いかにつなげて(関連付けて)覚えられるか、がポイントとなります。

好きなものはどんどんと知識として取り込むことができます。
例えば、ビンテージもののジーンズが好き、という方は、
普段なら知る必要あるとは思えないような細かい特色、
タグの色やリベットの状態などに価値を見出して
いろんな細かい知識を身に付けます。

逆に脳の特徴として、嫌なものと認識すると、
その情報はシャットダウンしてしまうようです。
例えば、納豆が苦手な方は、
「たまごとごま油を入れると美味しい」とか
「レモン汁を少し垂らすと、ふんわりと仕上がる」
という話をしても「ああ、もう聞きたくない!」という
反応になったりします。

受験勉強においても苦手を克服するには
「嫌」という情報でいかにシャットダウンさせないか、
という工夫が必要になります。
まさに脳はノー(嫌)がノー(ダメ)なんです。

また、記憶のメカニズムについては、
「短期貯蔵庫」「長期貯蔵庫」という脳の仕組みも踏まえて
お話ししました。
少しでも役に立てたら良いなあ、と思います。


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