３月１日は多くの高校で卒業式が行われています。
進路が決まった人、そうでない人、これから決まる人など、
まだまだ落ち着かない日々を過ごす卒業生もいるでしょう。
今回の卒業生は高校３年間のうち、２年間がコロナ禍で
思うような高校生活を描けなかった生徒たちです。
２年生と違い、最初の１年間はそれまでの「普段」を
知っている学年でした。
それまでと違った出来事がどんどんと迫ってきたり、
これからのやりかたを作り上げるのに右往左往した、
そんな高校生活ではなかったでしょうか。
そんな状況下での高校生活ですから、
「なんとなく納得できないなあ」と
不完全燃焼な気持ちを持つ方もいらっしゃるのと思います。
自身の進路についても
目指していたところと違う、など
納得のいく・いかないがあるかもしれません。
ひとつだけお伝えしたいのは、
人生は「どの道を選ぶか」というより
「選んだ道をどう進むか」ということが大切だ、ということです。
意中の進路に進めたとして、そこはスタートラインにすぎません。
本当に大事なのはそこから先なのです。
ひと月後には、新生活が始まります。
では、どうするか。
何かに挑戦するか、今の道をひたすら突き進めるか。
考える時間は充分にあります。
卒業、おめでとうございます。