居場所

大学の授業は2学期も登校の制限があるようです。
ゼミ・実験・実習は対面、講義はオンラインという
新たな「棲み分け」ができてきました。
これが「ポストコロナ」の新たな形態になるのか、気になるところです。

オンラインは出席率が良い、という話も聞きます。
確かに大学生にしてみれば、ほぼ初めての経験で、
おまけにどうやって成績を付けられるのか分からない、
という緊張感もあったのだと思います。
慣れたら、対面授業と変わらない可能性もあるのでは、
とも思います。

オンライン授業のデメリットのひとつに
「居場所」が見つけられない、というのがあると思います。
キャンパスライフでは、必ず一人ひとりに「居場所」はあります。
図書館の「あの席」とか、学生ホール・談話室の「あの場所」とか。
そこにいれば、なんとなく仲間が集まってきたり、
どこに行くにしてもそこが集合地点となったりするところです。

これは受験生にも言えることで、
教室や自習室で使う席なども、
なんとなく決まった場所を使うようになります。
「習慣」の一つなのでしょうね。
そういう受験生は、成績がぐんぐん上がっていくことを
いままでたくさん見てきました。

人は戻るべきところを知っていれば
一番遠いところ(第一志望校)まで行くことができます。

受験生の皆さん、「居場所」は出来ていますか?

今週はいよいよ早大対策の講習が始まります。

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