近未来の「入試」の姿

コロナ禍で「あたらしい生活様式」という言葉をよく目にします。

社会人であればリモート勤務や時差出勤、
学生であればオンライン受講と時差登校、
それぞれソーシャルディスタンシングを意識しながら、
「親しきなかにも定規あり」といった付き合い方が
求められているようです。

やはり気がかりなのは、来年春に行われる「入試」です。
コロナは鎮まるのか、第二・第三の波がやってくるのか、
先のことは全く見通せません。

大学入学共通テストの実施要項は固まりましたが、
本当に会場実施できるのか、不安も残ります。
その後に実施される各大学の入学試験(入学選抜)でも同じです。

そこで、勝手ながら、近未来でありそうな
「あたらしい『入試の様式』」というものを
考えてみました。

その1.とにかく会場が広くなる
机と机の距離を確保するには、広い会場が必要になります。
もしかしたら「東京ドームで実施!」みたいな触れこみが
出てくる時代が到来するかもしれません。

その2.試験監督がいなくなる
「密」を避けるために、試験監督もリモートに。
上空には監視カメラのついたドローンが飛び交い、
生徒はあらかじめICチップのついた筆記具のみ用意し、
ついていないものを使うと不正行為とみなされる。
問題の配布や回収もドローンを活用、という時代がくるかも。

その3.問題用紙・筆記具の電子化
受験生の使う机の上には、あらかじめ電子筆記具
(電子ペーパー・スタイラスペン)が用意され、
問題配布を一斉に送信、電子ペーパーを使って解答。
終了後、瞬時に回収、といった入試に。

その4.会場がなくなる
試験会場に行って問題の答えを書く、というのは
時代遅れとなり、手持ちのパソコンで受験が可能となる。
今までの「書き取り」はなくなり、正誤問題や論述問題が
メインの入試へと変貌する。
不正行為が起きないよう、ライブカメラをONにして、
監視しながら試験を受ける。(監視システムでAIの登場も…)

その5.「入試」がなくなる
今までの会場実施の一発勝負から、
それまでの学習履歴・内容・習熟度という
別の観点で、合否を決定する。
あるいは、「入試」そのものをなくして、
志願者全て入学させ、卒業のハードルを上げる。
(みんな早稲田や東大に行きそうですが…)

「勝手ながら」ですので、
あまり真に受けないようにお願いします。


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