建築学で学べる事

建築学は依然として人気が高い傾向にあります。近年、一級建築士試験の受験要件が緩和されたことで、建築学部あるいは学科に進学するメリットがさらに大きくなりました。この制度変更により、卒業直後から一級建築士試験を受験できるようになり、多くの学生がこのチャンスを活かそうとしています。


では、建築学ではどのようなことを学ぶのでしょうか?


建築学は「機能性」「快適性」「建物の強度」「都市開発」など、建築物のあり方について研究する学問です。主に「一戸建て住宅」「マンション」「ビル」など、日常的な建物をカバーしています。


建物の設計は大きく3つの分野に分けられます。

意匠設計:建物のデザインや環境づくりを担当

例:施工主(建築会社に要望する人)からヒアリングし、デザインや間取りを計画する。

構造設計:建物全体の強度を維持する。

例:自然災害に耐えられる建物の土台や骨組みを設計する。

設備設計:建物内の電気、空調などの設備の配置を決定する。

このように、建築学は技術とデザインの両方を駆使して、安全かつ快適な建物を創り出す重要な学問です。未来の建築を支えるエキスパートを育成できるよう多岐における分野が学べるため、建築学の魅力と影響力はますます広がってきていることが考えられます。

秋の受験生必見!忙しい時期を乗り越える個別試験対策の学習計画

秋は、模試や定期考査が重なる受験生にとって最も忙しい時期の一つ。しかし、効果的な学習計画を立てて取り組めば、志望校合格に向けた大きな成長が期待できます。今回は、秋の学習を効率的に進めるための具体的なポイントを解説します。

1. 目標を段階的に設定しよう

秋の受験対策では、長期的な志望校合格だけでなく、模試などを活用して中期・短期的な目標を立てることが鍵となります。まず、模試ごとに「この科目で○○点を目指す」といった中期的な目標を設定し、その達成に向けた1週間ごとの短期計画を立てましょう。これにより、計画を細かく管理でき、無理のない進行が可能になります。

2. 模試と定期考査を学習ペースの調整に活用

模試や定期考査は、自分の学力を確認するだけでなく、学習の進捗を測る良い機会です。模試の結果をもとに、次回までに克服すべき課題を見つけ出し、その部分に特化した対策を行いましょう。また、定期考査では授業内容を復習するチャンスです。しっかりと授業での理解度を再確認し、苦手な部分を重点的に復習していくことが重要です。

3. 量より質を重視した学習を心がける

多くの問題を解けば安心という考え方に陥りがちですが、秋の学習では「量より質」が重要です。各問題にじっくりと取り組み、理解を深めながら進めることが、確実な学力向上につながります。時間をかけて解くことが必要な問題にも集中し、難しい問題にも挑戦することで、深い理解が得られます。

4. 計画の柔軟性を持とう

計画を立てたとしても、予定通りに進まないことはよくあります。1週間ごとの短期目標を立て、その進行状況に応じて計画を修正しましょう。計画が遅れている場合でも、柔軟に対応することで、ストレスを感じずに計画を進めることが可能です。

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これからの大学入試

「総合型選抜」「公募制推薦」や「学校推薦型選抜」を受験する生徒が徐々に増えてきています。

以前、別の校舎で勤務していた際、年々推薦受験者が増えていることを実感し、一昨年は10名ほどだったのに対し、去年は20名が受験しました。志望理由書の指導や面接対策に向けて日々生徒とともに奮闘していたことを憶えています。

中でも印象に残っているのは、東京理科大学の「女子枠」の推薦です。初年度ということもあり、もちろん過去のデータはなかったため、暗中模索の日々でした。

その生徒は高1の頃からコツコツと努力をし、SSHに所属して研究もこなしている生徒でした。志望理由書や活動報告書の作成の際、書く内容については困ることはなく、アピールできるところがたくさんありました。また、おそらく口頭試問があるのでは?と、数学講師にも協力をしてもらい、無事に合格を勝ち取ることができたのです!

合格発表の日、「Aさんが受からないわけがない。」と思っていたのですがとても緊張しました。合格したとAさんから報告の電話をもらって私は少し泣いてしまいました(笑)

今後、大学入試において主流になってくる推薦入試。

高3になってから対策するのではなく、高1から始めていきましょう!!

推薦入試において、「志望理由書」「活動報告書」などの作成が必要である他、英検の取得やスコアなども出願条件は大学によって様々です。中には「オープンキャンパスに参加すること」が必須の場合もあります。

MARCHなど人気な大学のオープンキャンパスへの参加予約は7月から始まるので、逃さないようにこまめにHPを確認しないといけません。

一般入試はもちろん、推薦入試も視野に入れ、高1の早い段階から対策を進めることが今後重要になっていきます。引き続き手厚くサポートいたします。

知っておきたい言葉の意味

国語の過去問題を見ると、言葉の意味を常識問題として問う大学があります。

文化庁の令和4年度『国語に関する世論調査』では、次のような意味問題が出題されました。気になる方はぜひ挑戦してみてください。


① 涼しい顔をする
ア)大変な状況でも平気そうにする
イ)関係があるのに知らんぷりをする


② 忸怩(じくじ)たる思い
ア)残念でもどかしい思い
イ)恥じ入るような思い


③ 情けは人のためならず
ア)人に情けを掛けておくと、巡り巡って結局は自分のためになる
イ)人に情けを掛けて助けることは、結局その人のためにならない


④ 雨模様
ア)雨が降りそうな様子
イ)小雨が降ったり止んだりする様子


⑤ 号泣する
ア)大声を上げて泣く
イ)激しく泣く

いかがだったでしょうか。






正解は、①はイ、②はイ、③はア、④はア、⑤はアです。


特に①と②については、正答率と誤答率の差が顕著に表れていました。①では61%の方が「ア」を選択し、②では52%の方が「ア」を選択していました。

このように、普段何気なく使っていたり目にしていたりする言葉が、誤って伝わり覚えてしまうことがあります。本来の正しい意味を確認して言葉の理解力を高めていきましょう!

高校生が志願したい大学は?

リクルート進学総研の『進学ブランド力調査2024』によると、関東エリアで高校生が志願したい大学のランキングに、1位が明治大学、2位が早稲田大学、3位が立教大学が入りました。

この3大学の共通点として、立地やアクセスの良さが挙げられます。全ての大学が東京23区内にキャンパスを持ち、都市型の教育環境が整っています。さらに、公共交通機関の利用が非常に便利です。

また、学部にも多様性があり、文系から理系、社会科学から自然科学まで幅広い学問分野をカバーしています。

例えば、明治大学には法学部や商学部といった伝統的な学部に加え、情報コミュニケーション学部や国際日本学部などの新しい分野にも力を入れています。

早稲田大学には、国際的な学習環境の他、他の大学にはない「文化構想学部」があり、人間と社会の本質を追求する独自の学部があります。

立教大学は、多文化交流が盛んで、リベラルアーツを重視し、幅広い学問の視野を広げることを目的としています。また、池袋キャンパスの美しい敷地や歴史的建物も特徴です。受験生からは、このキャンパスの魅力に惹かれたという声が多く聞かれます。

これらの大学はそれぞれ独自の魅力を持ち、学生に多様な学びの選択肢を提供しています。明治大学の歴史的な学部と新しい分野の融合、早稲田大学の独自の学部とグローバルな視野、立教大学の美しいキャンパスと人間性の育成といった特徴が、受験生の関心を引きつけていることが分かります。

8月16日(金) 休館のお知らせ

明日、8月16日(金)は台風の接近に伴い、予備校は休館といたします。

授業の振替日程につきましては決定次第ご案内させていただきます。


西船橋校は自習室を含め明日16日(台風)から17日、18日(東京本校での強化特訓)までお休みとなります。


恐れ入りますが、何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。

自分のアピールポイント

自分のアピールポイントは何ですか?

総合型選抜や学校推薦型選抜の面接でよく聞かれる質問についてです。

「自分には良いところなんてない」「自分の強みが分からない」「短所だらけ」という声をよく耳にします。そのような方々に向けて、アピールポイントを見つける方法をお伝えします。

たとえ自分では良いところがないと思っていても、第三者から見ると意外とたくさんの良いところが見つかることがあります。

実際に周囲の人に「自分の良いところは何か」を聞いてみると、驚くような答えが返ってくることがあるでしょう。それを武器にしてみてください。

また、このアピールポイントは、さまざまな視点から見つけることができます。

たとえば、自分の内面に関しては「ポジティブ」「冷静」「集中力がある」など。他者に対しては「協調性がある」「リーダーシップを取れる」などといった特徴が挙げられます。困難に直面した時には「論理的に考えられる」「丁寧に物事を進められる」といった強みが発揮されます。

さらに、自分の短所が意外にも長所と紙一重であることがあります。たとえば、「頑固」と思っていた短所も視点を変えれば「周りに流されず、自分の意見をしっかりと主張できる」という長所になります。「神経質」と感じていた点も「慎重さがあり、几帳面である」と捉えることができます。

自分のアピールポイントを見つけるためには、自分自身の性格と、その性格を活かしたエピソードも必要になります。ぜひ実践してみてください!

オープンキャンパスに行ってみよう!

夏に実施することが多いオープンキャンパス。オープンキャンパスに参加することのメリットを伝えていきたいと思います。

キャンパスの雰囲気を体感できる

実際にキャンパスを訪れることで、その大学の雰囲気や環境を直接感じることができます。学生や先生との交流、クラブやサークルといった活動、活気あるキャンパスや自然豊かなキャンパスなどの特徴も把握できます。これにより、自分に合った大学かどうかを判断しやすくなります。また、大学によって収容人数が異なるため、その規模も把握することができます。

施設を見学できる

教室、図書館、研究室、スポーツ施設など、実際に使用する施設を見学できることがあります。設備の充実度を確認することで、学びやすい環境かどうかが分かります。ツアーが設けられている場合もあるので、その機会があればぜひ見学してみてください。

教職員や在校生と話ができる

教職員や在校生と直接話す機会がありましたら、授業内容や大学生活について聞いてみてください。具体的な情報を得ることができます。また、在校生の生の声を聴くことで実際の学校生活をよりリアルにイメージすることができるのでおすすめです。もしかしたら受験期の体験談も聞けるかもしれません。

入試情報を得られる

説明会では入試の具体的な情報や対策について行われることが多く、効率的な受験準備ができます。また、入試担当者に直接質問できる機会が設けられていれば分からないところを聞いてみましょう!

進路選択の参考になる

自分の興味や将来の進路に合った学部や学科を見つけるための良い機会となります。複数の大学を比較検討することで、より納得のいく進路選択ができます。また、 各学部で模擬授業が行われ、教授が専門とする分野について話を聴くことができます。まだ学部選びが定まっていない受験生にとって、新しい手がかりになると思います。

実際に大学へ訪れることで志望校に対する憧れは増していき、モチベーションが高まります。パンフレットには載っていない情報を知ったりや体験もできたりするのでとても貴重な機会です。

新紙幣と大学の関係③

最後は10,000円札の肖像になった渋沢栄一です。

渋沢栄一は、日本の近代経済の発展に大きく貢献した人物であり、教育にも力を入れていました。彼は多くの大学経営に携わり、特に早稲田大学とは深い関係にありました。

早稲田大学創設者の大隈重信とは互いに敬意を示し合い、渋沢は大学設立に向けて財政的な支援を行い、その発展に貢献しました。また、二人は共に教育の重要性を強調し、若い世代の育成にも力を入れました。

渋沢栄一と大隈重信はそれぞれの立場から、日本の近代化と発展に向けて協力し合ったパートナーであり、互いに補完し合う関係を築いていました。

他には、一橋大学の前身である「商法講習所」にて次世代のビジネスリーダーを育成し、経済的に不自由な学生に向けた奨学金を提供して、多くの若者が教育を受けられるようにしました。

これらの活動を通じて、渋沢栄一は多くの若者に教育の機会を提供し、日本の発展に大きく貢献したといえます。

新紙幣と大学の関係②

↑この記事の続きです

新5,000円札の肖像となった津田梅子は日本の教育者で、女子教育の先駆者として知られています。女子教育の重要性を主張し、女性の自立と社会進出を目指して力を尽くしてきました。

1900年に津田塾大学の前身となる「女子英学塾」を設立し、英語教育を中心に幅広い学問を教え、女性の教育機会を広げることに貢献しました。

そこから津田塾大学へと変わっていき、女子教育において高い評価を受け、リベラルアーツ教育を中心に国際的な視野を持った人材の育成を行っています。

この大学には以下の学部を設置しています。

・学芸学部

・総合政策学部

学芸学部では英語英文系、国際系、数学系、情報系と多種多様です。

総合政策学部では 政治、経済、法律、社会などの複数の視点から現代社会の課題を学んでいきます。

国際的な視野を持ちたい人、幅広い分野を学びたい人へおススメの大学です!