現役で早稲田へ合格した先輩によるアドバイス②

いよいよ夏休みに突入しましたが、受験生にとって夏休みは成績アップの大チャンスです!時間を大切に、有意義に過ごしてください。

私が通っている早稲田大学の文学部では、2年次から専攻するコースのガイダンスが始まりました。文学部、文化構想学部では1年次には専攻がなく、2年次に進級する際にコースや論系を選択します。そのため1年次には、専攻に縛られず様々な分野の講義を取ることができます。

1年生のうちに様々な授業を取り、その上で専攻する分野を決めることができるのは大きな魅力であると思います。また、早稲田大学は自分の通う学部に限らず、他学部の授業を取ることができるので実際、私自身も文学部に所属していますが、教育学部の授業も取っています。

受験生の時はとても勉強が大変で、何度も志望校を諦めたくなっていました。しかし、合格した時の喜びは何にも代えがたいものですので、ぜひ諦めずに頑張ってください。皆さん自身の第一志望である大学に合格できるよう、この夏休みをしっかりと活用しましょう!!

夏休み以降は赤本等の演習が中心となります。夏休みが終わるまでに、基礎を終わらせておくことをおすすめします!

孟母断機:学習に対する献身と持続性について

皆さん、こんにちは。今日は、古代中国の有名なエピソードを通じて、大学受験の準備と学習に対する姿勢について考えてみましょう。そのエピソードの主人公は、中国の偉大な学者、孟子と彼の母親です。

孟子がまだ学生で、学校のような場所に勉強をしに行っていたときの話です。ある日、孟子が学習を中断して帰宅すると、彼の母親は機織りをしていました。彼女が孟子に「勉強はどう?進んでいるの?」と尋ねると、彼は「まあ、特に変わったことはないね」と答えました。

彼の答えを聞いた孟子の母親は、 刃物を振り上げて自分が織っていた織物を一刀両断にしました。驚いた孟子が理由を尋ねると、彼女は言いました。「お前が学問を中断することは、私がこの織物を切り裂くことと同じだ。それは、自分の可能性を断ち切ることだ。学問を途中でやめてしまうと、その結果は未来に大きな影響を与え、望まない道を歩むことになるかもしれない」と。

この話は、我々が大学受験の準備に取り組む上で重要な2つの要素、すなわち「献身」そして「持続性」を象徴しています。学習に対する献身とは、自分の学問への全力投球という意味であり、持続性とは、挫折を感じたときでもそれを続ける意志のことを指します。

大学受験は確かに難しいものですが、このエピソードを心に留め、自分自身の能力と可能性に対する信念を保つことが大切です。学習を中断せず続けていくことは、最終的な成功に直結します。

皆さんが受験勉強に取り組む上で、孟子のエピソードが少しでも助けになれば幸いです。それでは、自身の目標に向かって頑張り続けましょう!

高校生の受験勉強中の水分補給の重要性

こんにちは!今日は、高校生が受験勉強中に遭遇する、ある重要な課題について書いてみます。その課題とは「水分補給」の重要性についてです。

水分補給は、身体的だけでなく精神的なパフォーマンスにも直接的な影響を及ぼします。私たちの脳は、約85%が水分で構成されており、脱水症状が始まると、集中力、注意力、短期記憶など、学習に必要な各機能が低下する可能性があります。

水分補給の具体的な効果

  1. 集中力の向上: 適度な水分補給は、脳の機能を最適に保つのに重要です。脳の機能が正常に働くことで、長時間集中し、より効率的に学習できます。
  2. ストレスの軽減: ストレスは身体を脱水状態にする可能性があります。十分な水分を摂ることで、ストレスからくる身体への影響を軽減することが可能です。
  3. エネルギーの供給: 身体が脱水状態になると疲れやすくなります。十分な水分補給は、疲労感を軽減し、エネルギーを保つのに役立ちます。

水分補給のコツ

では、効果的な水分補給のためには何をすればよいでしょうか。

  1. 定期的に補給する: 特に長時間の学習中は、定期的に水分を摂ることを忘れないでください。1-2時間に一度は小さな休憩を取り、その際に水分を摂るようにしましょう。
  2. 適切な量を摂る: 一度に大量の水を飲むよりも、少量ずつ頻繁に水を飲む方が身体には良いとされています。適切な量は人それぞれ異なりますが、概ね1日に1.5 – 2リットルを目安にしましょう。
  3. カフェインは控える: カフェインは利尿作用が強く、脱水を引き起こす可能性があります。なるべくこれらの摂取は控え、水分補給は無糖の飲み物や水で行うことが理想的です。

最後に、水分補給は大切ですが、過剰に摂取すると体調を崩すこともありますので、適度な量を心掛けてください。高校生の皆さん、これからも健康に配慮しながら、勉強に励んでください。願わくば、この記事があなたの受験生活を少しでもサポートすることができれば幸いです。頑張ってください!

人生の偶然を必然に変える、5つのスキル:挑戦の力を育てよう!

皆さん、挑戦の気持ちを忘れずに日々を過ごしていますか?スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ博士は、「人生の進路の80%は予想外の偶然によって決まる」と語っています。この考えは、「計画的偶発性理論」として知られています。その理論によれば、以下の5つのスキルを持つ人が「計画された偶然」を引き寄せる確率が高まるそうです。

  1. 好奇心:常に新しいことへの関心を持ち続けましょう。新たな学問や趣味、人々に対する興味は、予想外のチャンスを生むかもしれません。
  2. 持続性:挑戦は必ずしも一度で成功するものではありません。失敗から学び、再挑戦することで、未知の領域に踏み出す力が養われます。
  3. 楽観性:問題に直面しても、ポジティブな視点を保つことは重要です。その一方で、現実を見つめ、問題を解決するためのステップを踏み出しましょう。
  4. 柔軟性:どんな状況でも適応する力は、変化に対応するための重要なスキルです。自分の考え方を固定せず、新たな視点を受け入れることが大切です。
  5. 冒険心:未来は誰にも予測できません。結果が不確定でも、新しい経験にチャレンジする勇気を持つことが求められます。

これらのスキルを育てることで、偶然の出来事や出会いを必然へと変える可能性が広がります。入試や進路決定も予測不能な部分がありますが、用心深さよりも、逆境を乗り越える力、新たな可能性に挑戦する気概が求められます。皆さんもこの5つのスキルを持つことを意識して、次のステップに挑戦してみてください。

数学の壁を乗り越えよう!中学復習の強力パートナー二冊をご紹介

「中学数学が苦手」という高校生の皆さんへ。数学に対する挫折感を一新し、スキルアップを図るためには適切な教材が欠かせません。そのために私が特におすすめしたいのが学研プラス出版の『やさしい中学数学 改訂版』と受験研究社の「中1 標準問題集 数学」の二冊です。

まず始めに、学研プラス出版の『やさしい中学数学 改訂版』は、中学の数学を全面的に見直したいあなたにぴったりの一冊と言えます。中学全学年の内容を、親しみやすい会話形式を通じて解説しています。これにより、あなた自身のスタイルに合わせて、躓いた部分だけをピンポイントで学び直すことも、全範囲をゼロベースで再学習することも可能になります。

本書には楽しく学べるようキャラクターの掛け合いも盛り込まれており、例題に取り組みつつ自己学習の際につまづくポイントを把握することで、自己理解を深化することが可能です。

次に、受験研究社の「中1 標準問題集 数学」は、基本から実力問題まで3ステップ式の問題集です。これにより、あなたは徐々にスキルを磨き上げ、高校内容に向けた学習に進むことができます。問題は厳選され、基本的な内容から考える力を鍛える問題まで幅広く収録されています。

解答部分には詳細な解説が付けられており、難易度の高い問題に取り組んだ際もしっかりと理解を深めることができます。これらの学習を終えたら、次には「中2 標準問題集 数学」へとステップアップしていきましょう。

これら二冊の教材を使って、数学への自信を取り戻し、さらなる理解へと進んでいってください。

なぜ数学Ⅰが大学進学のカギを握るのか?

みなさん、こんにちは!今日は大学進学の準備に役立つ話題をご紹介します。高校生活で最初に受ける1学期の定期考査、これが大学進学に向けた最初の重要なステップとなります。特に注目すべきは数学Ⅰの試験で、範囲は「数と式」から「二次関数」までです。

驚くことに、この試験でのパフォーマンスは、大学選びから進学方法まで大きく左右します。さて、なぜ数学Ⅰがこんなにも重要なのか、一緒に探ってみましょう!

新しいことを学ぶ際、その新たな知識だけが必要なわけではありません。基礎となる知識と新しい知識が関連付けられることで、全体の理解が進むのです。たとえば、整数のたし算やひき算ができなければ、どんなに分数の勉強を頑張っても理解は難しいですよね?

それと同じように、高校数学の基礎となるのが「数学Ⅰの二次関数までの内容」です。この部分がしっかり理解できていないと、数学Ⅱ・BやⅢの学習は難しくなり、成績が下がってしまう恐れがあります。

ここで一つ、「文系だから数学は要らない」と思っている方もいるかもしれませんね。でも、それはちょっと待ってください。文系の生徒さんでも、数学を理解しておくことにはたくさんのメリットがあります。

数学が苦手だからといって、「国立大学は無理だから私立に行こう」と決めつけていませんか?でも、高1から地道に数学を学んでいれば、私立だけでなく国立大学も十分に選択肢に入れられますよ。

また、今の私立大学入試では、推薦・総合型選抜で合格する人が全体の50%を超えているという現実があります。つまり、面接での合格者が学力試験で合格する人より多いんです。

だからこそ、数学Ⅰを完璧に理解し、その流れで数学Ⅱ・BやⅢでも高得点を維持することが、数多くいるライバルたちとの勝負で打ち勝つ秘訣です。

要するに、大学受験の第一歩は数学Ⅰの二次関数までの内容を完全に理解することから始まるのです。それが大学進学の道を開く最初の一歩となるでしょう。それでは皆さん、一緒に数学の勉強を始めましょう!

テストの緊張を和らげる:その理由と対策

試験の日が近づくと、心がざわつき、頭が真っ白になる瞬間が訪れることがあるかもしれません。これは、緊張という人間の自然な反応からくるもので、特に大切なテストや模試の前には、緊張感が高まることでしょう。

緊張の原因を理解することで、我々はこの感情を抑制し、生産的なエネルギーに変えることができます。緊張は、脳が「今の準備で大丈夫か?」と問いかける結果として生じます。これは、我々が未来の試験や挑戦に対して適切に準備できていないと感じているからです。

それでは、どのようにこの緊張を和らげることができるでしょうか。まず、自分が現在どれだけ緊張しているかを認識し、それを言葉に出してみることが有効です。これにより、私たちは意識を現実に戻し、自分が感じている緊張を客観的に理解することができます。

また、試験や挑戦に対する準備を十分に行うことも重要です。準備が整っていると感じることで、脳は「今の準備で大丈夫だ」と安心し、緊張感が和らぎます。

しかし、過度に未来の結果に焦点を当てることは避けましょう。過去も未来も我々にはコントロールすることができません。自分が真にコントロールできるのは、”今”、この瞬間だけです。

要するに、試験や模試に向けた適切な準備を行い、同時に現在の緊張感を認識し受け入れることが、テストの緊張を緩和する鍵となるのです。

プロ野球愛を活かす!難関大学受験生のための勉強法ガイド

こんにちは!早稲田予備校西船橋校のブログをご覧いただき、ありがとうございます。今回は、プロ野球ファンである難関大学受験生の皆さんに向けて、一緒に学習への意欲を引き立てる方法を提案します。

一般的に、プロスポーツ選手と受験生は、一見すると全く異なる存在に見えますが、実は多くの共通点を持っています。その一つが、「目標達成のための日々の努力と献身」です。選手たちは絶えず自己を磨き、試合で最高のパフォーマンスを発揮するためにトレーニングに取り組んでいます。それと同じように、受験生も難関大学への合格を目指し、知識を深め、思考力を鍛えるために日々学習に取り組む必要があります。

そこで、皆さんが応援するプロ野球選手の情熱と根気を学習へと活かす方法を提案します。それは、「自分の好きな選手が試合前にどのように準備をしているのか」をリサーチし、それを自身の学習に取り入れることです。彼らの練習メニューや試合前のルーチン、メンタル面での準備などを学ぶことで、それを自身の学習計画や準備に反映させてみましょう。

また、学習の一部として、好きな選手やチームについてのエッセイを書くという方法もあります。これは英語や国語の勉強に役立ち、また選手やチームへの理解を深めることができます。加えて、このようなエッセイは大学の面接や小論文で自己表現の一環として使うこともできます。

さらに、試合の結果や選手のパフォーマンスを記録し、それを数学的な観点から分析することで、数学や統計学の理解を深めることも可能です。打率、ERA、OPSなどの指標を用いて、実際の数値に触れながら学習を進めることができます。

最後に、プロ野球の試合観戦は、適度なリフレッシュタイムとして役立ちます。ただし、試合観戦の時間は自身の学習時間を侵食しないよう、適度なバランスを保つことが重要です。

野球の興奮と勉強の達成感を結びつけることで、学習に対する意欲を持続させることができます。あなたの頑張りと情熱が、難関大学合格への道を切り開くことを信じています。一緒に頑張りましょう!

大学受験化学対策:最適な参考書の選び方と活用法

みなさん、こんにちは!早稲田予備校西船橋校のブログをご覧いただきありがとうございます。今日は大学受験に向けてのおすすめ参考書を紹介したいと思います。特に、化学については適切な教材選びが試験結果に大いに影響します。今回はその中でも特に信頼性が高いと思われる2つの参考書をピックアップしました。

まず最初に紹介したいのが、「化学重要問題集 化学基礎・化学(数研出版)」です。この問題集は標準レベルから応用レベルまでを対象としており、学習の段階や理解度に応じて問題を選ぶことが可能です。また、過去の出題傾向をしっかりと反映した過去問が多く掲載されています。それにより、試験で求められるスキルや知識を体系的に身につけることができます。この問題集の大きな特徴としては、その問題の質の高さにあります。無駄がなく、それぞれの問題がきちんと目的を持って設定されているため、効率的に学習を進めることが可能です。

次にご紹介するのが、「化学の新演習(三省堂)」です。こちらの特徴は何と言ってもその問題数の多さです。数多くの問題を解くことで、あらゆる角度から問われる化学の知識をしっかりと身につけることができます。また、各問題の解説も非常に丁寧で、理解が深まること間違いなしです。ただし、この問題集は一部難易度が高い問題も含まれているため、先に「化学重要問題集 化学基礎・化学(数研出版)」を一通り終えてから取り組むことをおすすめします。これにより、基礎から応用までスムーズにスキルアップすることができます。

以上、2つの参考書を組み合わせて使用することで、幅広い範囲の問題を解く力を身につけ、確実なスコアアップを目指すことができます。学習計画を立てる際の参考になさってください。そして、何か問題や困ったことがありましたら、いつでも私たちにお声がけください。一緒に頑張っていきましょう!

【部活引退後の受験戦略】勉強時間が足りないあなたへの挽回作戦

こんにちは!早稲田予備校西船橋校です。部活動に全力で取り組んできたあなたが、これから受験に向けて一歩を踏み出す上でのお手伝いをさせていただきたいと思います。

あなたが部活動を引退し、これから受験に全力を注ごうと決心したのなら、まずは胸を張ってその決断を誇りに思ってください。しかし、「部活で疲れて勉強量が足りなかった…」「これからどう学習を挽回したら良いか分からない…」そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

そんなあなたへのアドバイスとして、まずは教科書や問題集の基礎レベルの未収ページを見直し、自身の弱点分野を洗い出しましょう。自分が何を理解していないのか、何を学ぶべきなのかを明確にすることが、次のステップへ進むための第一歩となります。

そして次に大切なのが、「時間の有効活用」です。特に夏休み中は、最低でも一日12時間の学習量を確保することが目標となります。これは立て直しのための「物量作戦」で、これまで不足していた勉強時間を補うことが重要です。

大切なのは、ただ時間を使うだけではなく、その時間をどう効率良く使うかです。教科書をただ読むだけではなく、理解し、それを問題集で試す。繰り返し行うことで、確実に力はついてきます。

部活を引退し、勉強に専念するという選択は、あなたの新たなスタートです。無理に焦ることなく、まずは自分の立ち位置を確認し、計画を立て、一つひとつ確実にクリアしていきましょう。早稲田予備校西船橋校は、あなたのその一歩を全力でサポートします。