進むべき勇気も大切

「道」
この道を行けばどうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せば
その一足が道となり
その一足が道となる
迷わずゆけよ
行けばわかるさ

1998年4月4日、東京ドームで行われた
アントニオ猪木さんの引退試合で詠まれた「道」。
進むべき時に勇気を持つことの大切さを
説いているように思えます。

さて、1学期の授業も半分が終わろうとしています。

復習が追いつかない…
部活との両立ができていない…
やっているけど、完璧にできているか不安…

出来栄えや手応えのなさに不安になって
「もう一回、最初からやり直そう」と
思ってしまう時があります。
そう思う瞬間は、「今」という時間がストップして
そのあいだに追いついたりする、と思いがちです。
しかし人間には確実に、かつ平等に時間は流れています。
最初に戻ったとたん、今やるべきことが疎かになり
さらに追いつかなくなります。

こういう時は
今やるべきことをやりながら、少しずつ戻るという方法
休みの日に時間を作って短時間で集中して復習する方法
いずれかが良いと思います。

そもそも「完璧」ってなに?と思うことがあります。
「完璧」というイメージを大きく持ちすぎているのかもしれません。
常に忘れることを覚悟しながら、繰り返し勉強する時間を持てる人が
「完璧」に近いのではないかと思います。

不安はあると思いますが、
今は焦らず、目の前のことを着実に続けましょう。
今やるべきことに時間をかけてやっていれば、
復習するときにかかる時間は短く済むでしょう。
それを2回、3回と続ければ、さらに短くなります。

前に進むべき勇気を持ちましょう。

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