カセットテープを開発された方の訃報が
ツイッターに流れてきました。
最近では全く見ることのなくなった
か細く長い「茶色の帯」は
昭和世代のマストアイテムであったと思います。
レコード・ラジオ・その後のCDなど、
あらゆる音源を取り込むことができる便利なものでした。
FMラジオで録音したものを「エア・チェック」と言っていたのも
いまや死語の世界かもしれません。
最近では「懐かし音源」としてYoutubeに流れています。
その音源を取り込むとするならば
今の言葉では「ダウンロード」となりますね。
ノーマル・クローム(フェリクローム)・メタリック
といった質と値段が3段階に分かれ、
私はSONYのHF-S(ノーマル)を良く使っていました。
※あまり細かいことを書いても喜ぶ方はいらっしゃらないでしょう…。
当時は「ラジオ講座」といったものがあり、
毎日0時半くらいに30分間の放送がありました。
復習用にカセットテープに残していました。
数は多くなるだろうと見込み、格安のテープを大量に買いましたが、
結局聞き返すこともなく、不燃ごみに出した記憶があります。
残すだけで「やった気」になっていたのかもしれません。
最近では、より技術が進化して、映像の講座もたくさんありますが、
私が当時やらかした失敗と同じようなこともあるんではないかと
気になることがあります。
受験生と授業はカセットテープの穴のように
「つかず離れず」の関係が良いのかもしれませんね。