得体の知れない不安やあせり

10月になって、めっきり涼しくなってきました。

この時期に不安やあせりを持つ受験生が増えてきます。
「 そういう時期なんです」といえば、それまでですが、
その原因を確認しておくだけでも気持ちが和らぐこともありますので、
少し考えてみましょう。

一つは季節の変わり目です。
大学受験は寒い時期に行われるので、
暑い時期=受験はまだまだ
寒くなる時期=受験間近 というのは
肌感覚で認識されているのだと思います。
ここ一週間の気温の変化と自分の気持ちの変化に
ギャップを感じると不安やあせりにつながるようです。

二つ目は、イベントの移り変わりです。
今年は中止や変則的な形だったかもしれませんが、
文化祭や体育祭が終わると、大学受験が「次」という
気持ちになります。つまり「待ったなし」なのです。
さらに大学入学共通テストの出願も始まり
さらに受験が「迫ってきた」と思ってしまうようです。

三つ目は周りの変化です。
そろそろ学校推薦型選抜(旧指定校推薦)で
合格した生徒が出てきて、一般選抜(旧一般入試)組と
微妙な距離感が生まれます。
ああ、先に決まっていいなあ、と思ったりすると
自分の「不遇さ」を過大視してしまうことがあります。

もっとも不安やあせりというものは
真面目にやってきたからこそ生じることもあるので、
気持ちに振り回されず、コツコツと勉強を続けていくことで
それらに打ち克って頂きたいです。

【お知らせ】
大学入学共通テストの出願は10月8日(木)期限です。
出願予定で、まだ手続きが終わっていない生徒は
急ぎましょう!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です