不測の予測

センター試験に代わる、大学入学共通テストの
実施要項がまとまりました。
当初予定していた2021年1月16日(土)・17日(日)を「第1日程」とし、
「第2日程」を1月30日(土)・31日(日)、
第2日程を疾病・事故などで受験できなかった受験生は
2月13日(土)・14日(日)を「特例追試」とするそうです。

高卒生は「第1日程(1/16・17)」のみ受験で、
追試扱いとなるのが「第2日程(1/30・31)」
(これ自体は例年と変わりありません)
高校生は「第1日程」と「第2日程」のいずれかを
学校長の許可を得て選び、それぞれ追試扱いとなるのが
「第1日程(1/16・17)」⇒「第2日程(1/30・31)」
「第2日程(1/30・31)」⇒「特例追試(2/13・14)」
ということになります。

入試問題については、
「第1日程」「第2日程」は新しい「大学入学共通テスト」の問題で
「特例追試」は今までの「センター試験」を
再構成して出題されるそうです。

これは、いわゆる、ひとつの、「異種格闘技戦」です。
「世紀の一戦」と言われたような
アントニオ猪木vsモハメッド・アリのような、
近年でもミックスルールと称して
キックボクシングのラウンドと
寝技ありの総合格闘技のラウンドがある
そんな試合のようなものでしょうか。

それをテレビ観戦して感じたことは、
そこで勝っても「勝者」と思えないような
なんとも後味の悪いものでした。
当事者はなおさらのことでしょう。

不測の予測は難しいことは確かですが、
「同じルールのもと、試合をする。そしてベストを尽くす」
ことがあってこそ、試合の勝敗が決したとき、
お互いを称え合えるものになるのではないかなあ、と思います。

せめて同じルールで頑張ることができるようにしてほしいなあ、
と思っています。


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