講師紹介

平山勲


「予備校の講師」というと、幼少期から勉学に励み、優秀な成績で難関大を卒業し…というようなイメージがあるかもしれません。しかし、少なくとも私の場合は全く違っていました。  小学校時代から私は「超」のつく劣等生で、中学生になっても授業内容にはついていけず、進学できた高校は、いわゆる「底辺校」でした。
 「そんな私でもどうにかなった」ということを言いたいのではありません。その全くの逆です。高校での3年間は文字通り死に物狂いで、本当に大変な日々でした。来る日も来る日も1日中ただひたすら勉強し、身をすり減らし、ボロボロになった3年間でした。そこで私は「なぜわからないのだろう」「どうすればわかるようになるのだろう」と考え続けました。この「どうすればわかるか」ということを問い続けたことが今の私の原点だと思います。
 物事が本当の意味でわかる、ということはそう容易なことではありません。だからこそ皆さんに対しても「どうすればわかるのか」ということを、身をもって示していきたいと考えています。