――いつ頃から受験を意識して勉強を始めましたか。
受験のことを明確に意識して勉強を始めたのは浪人生になってから（4月から）だと思います。通ってた高校がとにかく楽しくて高校3年間、学校でほぼ勉強してなかったのですが浪人してみて「高校1年生からちゃんとやるべきだったなー」としみじみ感じました。

――年間計画での最優先事項はありましたか。
授業は休まないこと、途中で投げ出さないこと。あたりまえのことなのですが、私にとっては重要でした。家が遠い、面倒くさがり、出不精など一度休んでしまえばずるずるとたるむ言い訳をたくさん持っていたので、弱い自分に負けてしまわないように本気で体調の悪い日以外は必ず授業に出ようと決めていました。

――成功した勉強方法はありますか。
周りの人や日当たりが気になったり息がつまったり感じることがあった勉強場所を、人目が少なく開放的な場所にしたら、余計なことに気が散らず集中できました！勉強場所を時には変えるのも大事だと思います。

――あなたの弱点克服方法を教えてください。
日本史が苦手なのでテレビで歴史番組を見たり、親に問題を出してもらったりと、テキストを見る以外の手段も取り入れてみました。文化史は『びじゅチューン！』がとても良い参考になりました！教育番組なのですが本気でおすすめです。

――ワセヨビに入学されていかがでしたか。
早稲田対策がほんとうにすごい。1年間ずっと早稲田の問題に触れることができるし、先生方も早稲田のために授業をしてくださるから、早稲田の傾向に自然となれていける。早稲田大学に入学したいなら早稲田予備校を選ぶべき。

――予備校に通って得たものはありますか。
受験に必要な知識だけでなく、大学生になっても活きる基礎的な教養が得られたと思います。

――おすすめの先生を教えてください。
（英語）AMI先生　長文読解の授業で時事問題を扱ってくださるので入試本番で出てきた英文の内容がつかみやすくなったと思います。また、生徒一人一人のことを気にかけてくださるので、個人的な相談もしやすかったです。
（英語）煙草谷先生　授業中に生徒一人一人のことを見てくださるので、自分の弱点や悪い癖に気づくことができます。また、文章の構文を取って読む練習をたくさんするので実際に使える力がつきます。英作文のコツも個別で教えてもらえます。
（国語）笹岡先生　どの分野も基礎から教えてもらえるので国語が苦手な人でも授業についいていけると思います。また、ただ受験に直結するような知識だけでなく基礎的な教養も学ぶことができるのでその点で他の受験生と差をつけられます。
（日本史）小守先生　早稲田の問題傾向や出やすい知識を教えてくださるのですが、本当に出ます。日本史の試験の直前に見た“早稲田のツボ”に載っていたものが直後の試験で出ました。配布されたテキストは有効活用すべきです。

――後輩に向けて一言お願いします。
最後に笑うのは最後まで投げ出さない人だと思います。ギリギリまでねばれるかが結果を分ける要因の1つだと受験してみて感じました。あとは、過去を後悔しだすとキリもないしイミもほぼないので、それよりも今とこれからどうするかを考えるのが大事だと思います。過去は変えられないが、そこから学ぶことはできる！