人生で一度くらいは死ぬ気で努力してみなよ

堕落。

浪人するまでの自分の人生を一言でいうとこれだ。

中学、高校と授業中にしていたことは漫画、携帯、睡眠だけ。野球部に所属して部活は少しだけ頑張っていたが、自主練はほとんどしたことがなかった。家に帰るとゲームをしてニコニコ動画を見て中高6年間が過ぎていった。

“大学受験”という人生を左右する一大行事に対しても一切危機感を持つことがなかった。ふと気が付くと周りの人間は努力をして名のある大学に進学。私といえば、合格大学は一つもなく浪人か就職かという選択を迫られていた。

その時、ふとこう思った。「俺、なにしてんだろ」「このまま“堕落”したままでいいのか、ここで何かを変えなきゃ人生を後悔することになるんじゃないか」と味わったことのない不安に襲われた。そして私は、この浪人生活を機に「このまま努力できなかったら本当に終わりだ。人生を劇的に変えてやる。」と、一世一代の“努力”をする決心をしたのだ。